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ラックの学歴別初任給制廃止で波紋 “院卒初任給が下がる”指摘に担当者「院卒初任給は下がらない」
学歴初任給制を廃止するとともに、業務能力や専門能力に応じて初任給額を増額する制度。
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セキュリティソリューションサービスなどを事業内容とするラックは、新卒者採用について「学歴別初任給制」の廃止を発表しました。2017年4月1日入社の新入社員から導入されるもので、ネット上では「大学院卒の給料が下がる」と批判されています。しかし、ラックの担当者は取材に対し「2017年度入社の院卒の給与が下がることはない」と語りました。
ラックCTOは「マスター・ドクターの給与は大卒にならない」と明言
この制度は学歴初任給制を廃止するとともに業務能力や専門能力に応じて初任給額を増額するもの。実践的な技術を習得した人材が入社後短期間で成果を上げるケースもあり導入されるもので、該当する業務能力・専門能力保持者として「IT競技会での成績優秀者」「高度情報処理技術者資格保有者」「スポーツ大会でめざましい成果を残し、優秀なチームを率いたリーダー」「日本国内での活動にとらわれない取り組みを行ったグローバル人材」が挙げられていました。
この取り組みは人材採用を強化し、優秀な人材が集い成長できる企業を目指すために採用されたものとされています。しかし、これについてネット上では賛否両論あり波紋が広がっていますが、批判意見が大多数となっていました。
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ラックの担当者は院卒入社する人の給与について「大卒基準に下げることはない」と明言。基本的には一律大卒水準とするものの、院卒で2017年度入社する人については上記の専門能力・業務能力保持者と見なすことで、当初から予定していた初任給額を保つそうです。
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