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ドラえもんがタケコプターで飛ぶのに必要な風速を物理エンジンで検証 → 街を丸ごと破壊できそうな威力に

「数トンもある物体がどこからともなく降ってくる」レベルの竜巻より凶悪。

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 「空を自由に飛びたいな」という素朴な夢をかなえてくれるドラえもんのひみつ道具、タケコプター。物理エンジンを使って、その風速を検証した動画がニコニコ動画に公開されています。……み、未曾有の大災害レベルじゃねえか!

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 回転する翼で揚力を生み出す竹とんぼのような仕組みのタケコプターで、体重129.3キロのドラえもんが飛ぶために必要な風力を物理エンジンによりシミュレーション。その結果、秒速184メートルに達すると体が回転しながら宙に浮くことが分かりました。でも、少しずつ地面から離れていくだけで、あまり飛んでる感じしないなあ……。

 しかし、のび太(身長140センチ、体重40キロと想定)が頭に装着して同じ風速を出すと、あっという間に上空に。これくらい体が軽ければ、地面に設置したタケコプターの風を受けてふわふわと浮いて遊ぶこともできるようです。ただし、細かいことは考慮されていないので、これらの使い方をしたとき、人体がどうなるのかは謎。死なないのかな?

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物理エンジンでシミュレーション
ドラえもんが宙に浮くには、秒速184メートルの風が必要という結果に
小学生で体が軽いのび太の場合、同じ風速でもかなり飛べるもよう
楽しそうですね!(着地時の危険性を無視すれば)
タケコプターを向けられたのび太
秒速184メートルは、積み重ねたダンボール(432個/計216キロ)も吹き飛ぶ風速

 実際に秒速184メートルの風が発生するとどうなるのでしょうか。気象庁によると、竜巻などの風速推定で国際的に用いられている「藤田(F)スケール」では、これよりも弱い秒速117~142メートルが最も強烈な「F5」に該当し、「住家は跡形もなく吹き飛ばされる」「数トンもある物体がどこからともなく降ってくる」といった被害が発生することになっているそうです。TVアニメにはのび太の部屋の窓からタケコプターで飛んでいくシーンがありますが、実際にやると自宅はおろか、周辺地域が丸ごとがれきの山と化すのでは?

 なお、タケコプターには反重力を発生させる機能があるという説も。この場合、重力の影響を無視できるので、強烈な風を発生させる必要はありません。やっぱり未来の技術がないと、空を自由に飛ぶのは難しそうだなあ……。

日本で観測されている竜巻は最大で「F3」。秒速184メートルはもはや未知の領域(画像は気象庁のWebサイトより)

マッハ・キショ松

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