リアル「水曜どうでしょう」かな？　7泊8日で北海道の海岸線を1周するバスの旅がハードすぎる予感

　7泊8日で北海道を1周し、宗谷岬や納沙布岬など19カ所の岬をめぐるバスツアー「ウソのような！まじめな！北海道一周バスの旅！！～でっかいどう　岬めぐり　ほっかいどう～」が、北海道オプショナルツアーズ・ほっとバスから登場しました。

　旅の日程は6月15日～22日。札幌をスタートしたバスは積丹方面を通って南下し、函館方面を回った後は一気に北上します。稚内・宗谷岬を通過したバスは東を目指し、6月21日の夏至の朝には納沙布岬で御来光を見学。真っすぐ帰ってもそこそこ遠いのに、わざわざえりも岬を回って札幌に戻ります。

　1日の走行距離は平均310キロ超、総走行距離は2519キロ。道内の名だたる岬のほとんどを巡り（船でしか行けない知床岬以外）、バス代と宿泊代を含めた旅行代金は大人1人で15万8000円になります（2人1室利用の場合）。

　気になるのは「このツアーは一般的な観光ツアーではなく、北海道をぐるっと一周することを目的としたツアーです」という注意書き。

　「特殊な旅行についての説明事項」という部分をみると、「各岬では休憩を兼ねた下車時間（10分～20分）をお取りします」「ルート上の景勝地や観光地などにも一部立ち寄りしますが、通常の観光とは違い短時間の停車となります」と書かれており、本当に岬を回ることだけが目標になっています。北海道発の人気番組「水曜どうでしょう」で数々の深夜バスと死闘を繰り広げてきたどうでしょう班のみなさんでも尻込みしそうな、ストイックな旅になっているようです。

　面白いのは、昼食が付かず、ルート上の道の駅やコンビニで購入するという点。足りないものがあればコンビニで調達できますし、行く先々で道の駅グルメも堪能できそうです。

　募集人数は25人（最小催行人員は15人）。詳細の確認や申し込みは、ほっとバスのサイトからどうぞ。