ファミコンの世界が立体化してる……! プラモデルで「桃鉄」を再現した結果が想像以上のリアルさ
自コマの蒸気機関車がかっこよすぎた。
人気ゲーム「桃太郎電鉄(以下、桃鉄)」の世界をプラモデルで再現した作品がすごいです。この発想はなかった……!
製作したのはからぱた(@kalapattar)さん。秋葉原で4月15日に開催された、ゲームを題材とした模型展示会「16bitModels」のために作ったもので、「ファミコン」というテーマの中で新しい表現にチャレンジしようと、これまで作ったことのないカテゴリ“蒸気機関車(SL)”で「スーパー桃太郎電鉄」を表現することに。
SLは有名な「デゴイチ(D51)」などではなく、あえて「3シリンダーの超複雑機構がメカメカしいところが魅力」だというオオタキ(※現販売はマイクロエース)の「C53」形蒸気機関車を選択。組んで鮮やかな水色に塗って桃マークを描くと、すでに良い感じの桃鉄感が。
なお40年前の当時の設計のままという古いタイプなため、パーツの取り付け位置がすべて曖昧だったりと、組み立てはかなり苦労したそう。ただ同時に「蒸気機関車というのは形状がそのまま機能でもある」ため「異常に面白い」とも述べています。
そしてここからさらに桃鉄っぽさを出すため、木製ボードにビルと木を植え込んで土台を作成。建物群はコマのSLより小さいスケールモデル「ジオクレイパー(日本卓上開発)」(関連記事)を活用し、木々はあえて人工的な見た目の模型を均等に並べることで、ファミコンと桃鉄の世界をそのままリアル化したような雰囲気を出すことに成功しています。いろいろと発想がすばらしい……。
からぱたさんのブログ「超音速備忘録」では製作時の詳細やアイテム紹介のほか、大きな写真で作品が公開されているので、展示会で見られなかった人はそちらで見てみるといいでしょう。
またTwitterのハッシュタグ「#16bitmodels」では展示会での様子や感想、製作風景などをみることができます。
画像提供:からぱた(@kalapattar)さん
(宮原れい)
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