ボルヴィック一部商品にプラスチック片混入か　キリンが商品の自主回収を発表

　キリンビバレッジは5月2日、輸入・販売している「ボルヴィック 500mlペットボトル」の一部商品において、プラスチック片が混入している可能性があると発表。商品を自主回収すると決定しました。

　原因はフランスの製造工場で、充填（じゅうてん）機のプラスチック製部品が破損したこと。プラスチック片の材質はポリエチレンで、充填工程においても常に内容液（ナチュラルミネラルウオーター）と接している部品のため、混入による内容液の成分などには影響を与えるものではないとしています。

　プラスチック片は黒色で液表面に浮くものの、気づかずに口に入れた場合、口腔内などを傷つける可能性があると注意を呼びかけています。なお、これまでに健康被害の報告はありません。

　キリンビバレッジは「お客さま、ご販売店の皆さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけしますことを深くおわび申し上げます。今後このような事態が発生することのないよう、現地製造工場において再発防止に向けた対策を開始しており、より一層の品質管理の徹底に努めてまいります。ご理解とご協力をお願い申し上げます」と謝罪しています。

画像：キリンビバレッジ公式サイトより

（Kikka）