スマホってどれだけ進化したの? 2017年に「iPhone 3GS」で生活してみた(2/3 ページ)
果たしてまともに動くのか……?
位置情報は表示されるのですが、起動に時間がとてもかかってしまい、地図を拡大しようとしてもうまくいかない……。5分くらいかけてもこの状態だったので、そっと閉じることにしました(結局アプリではなく、ブラウザの地図情報でたどり着きました)。そういえば昔「iPhone 3GS」を使っていたときも、マップアプリって起動に時間がかかっていた気が……。
その後、無事打ち合わせも終わり、カフェで休憩(お昼ごはん)を取ることに。
この日「コメダ珈琲店」では、期間限定の「キャラノワール」(定番のシロノワールのキャラメルバージョン)が販売中でした。ミーハーな筆者はこちらを注文。そしてここぞとばかりに「Instagram」の「ストーリー」機能を使ってシェアすることに。(24時間で写真や動画が消える、話題のヤツです)
が……。
「Instagram」のどこを探しても「ストーリー」機能がありません。
勘の鋭い方ならお察しかもしれませんが、残念ながら「iOS」のバージョンが古いため、それにあわせて古いバージョンの「Instagram」しかダウンロードできなかったのです。そのため「ストーリー」機能が搭載されていないようでした。うーん……、アプリのアップデートができない「3GS」だと、友人とのコミュニケーションが捗らなくなることも生じるのですね。
次の予定までまだ時間があるため、アプリをいじって暇つぶしをすることにします。
普段使っているアプリ、ちゃんと動くの?
さて。皆さんも暇つぶしのためにスマホをいじることは多いと思われますが、この旧世代「iPhone 3GS」でも、ちゃんと暇つぶしができるのでしょうか。イライラしないように、サクサク動いてほしい!
まずは「Facebook」から試してみましょう。
写真をご覧の通り、閲覧に何も問題ありません! いつものようにタイムラインを確認することが可能です。ただ、新バージョンにしか対応していない「360度動画」や「Facebook Live」などは見られないみたい。(これは仕方ない)
Twitterもサクサク。ハートの「いいね」じゃなくてスターの「ふぁぼ」なのが懐かしくてちょっとうれしい。ただ、「Twitter検索」のところをタップしても、いつも通り「トレンド」や「ニュース」が表示されないのがちょっと不便。普段何げなく使っている機能が「そういえば便利だな」ってあらためて思わされます。
そして、インターネットブラウザ「Safari」がとても使いにくい!
まず、第一に、「検索窓」がURLと検索で統一されていないので、普段と同じ窓に打ち込むとページが開かないのです。(これ改良されたとき、うれしかった記憶が……)
次にこれはどのアプリでもそうなのですが、前ページに「戻る」際、画面の端からスワイプ(スライド)するのではなくて「←」ボタンをタップしないといけません。スワイプに慣れているせいか、結構面倒臭い。やっぱり「iOS」はユーザーが使いやすいように日々進化をしているのですね。
また、ホームボタンを「二度押し」するとでてくる「マルチタスク画面」。
バックグラウンドで動作しているアプリが一覧で表示されるのですが、アプリを終了させるときに中身が見えないので、終了させても良いかをいちいち開いて確認しなきゃいけません。こういうちょっとしたところが割とストレスになったりするのです。
それと、地味に思ったのが、指紋認証のありがたさ。
普段慣れているせいか、「ロック解除」をスライドさせることすら面倒に感じてしまいます。昔はなんとも思わなかったのに。
このほかにも、「Wi-Fi」や「Bluetooth」「機内モード」「明るさ変更」などが一覧にまとまっている、下からぴゅっとスライドする「あれ」(調べてみたら「コントロールセンター」というそうです)。めっちゃありがたみが分かりました。3GSの場合、一回ごとに「設定」を開かないといけないのですから。そう考えると昔は、無駄な時間をたくさん使っていたのですね……。
ちなみに人によって「よく使うアプリ」は異なると思われますが、例えば最新のソシャゲなどは「iPhone 3GS」ではプレイできないことが多いと思われます。一世を風靡した「Pokemon GO」は、残念ながら対応していませんでした。
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