ニュース
1979年のシャープ製コンピュータ「MZ-80C」が1/4サイズで復活 中身はRaspberry Pi、実機の挙動も再現
1970~80年代のマシンを再現する「PasocomMini」シリーズ第1弾として、10月中旬発売。
advertisement
ハル研究所が1970~80年代の家庭用コンピュータを再現するシリーズ、「PasocomMini(パソコンミニ)」をスタートしました。第1弾では1979年にシャープが発売した「MZ-80C」を、約4分の1サイズで再現。「Raspberry Pi」を内蔵しており、単なるミニチュアにとどまらずコンピュータとして稼働します。
MZ-80Cは10型ブラウン管ディスプレイと、ストレージ用のカセットテープレコーダーを備えた一体型ハード。BASICやマシン語、アセンブラといったプログラム言語をカセットテープで提供し、メディアの交換で異なるシステムを利用できる先進的な設計が採用されていました。
パソコンミニ版のディスプレイやカセットテープレコーダーは飾りですが、カセットテープのミニチュアを出し入れできる仕掛けを搭載。電源および入力機器用のmicroUSBポートと映像出力用のHDMIを備え、好みのキーボードとディスプレイを接続することでコンピュータとして使用できます。
advertisement
標準搭載のSmileBASICで、プログラム開発が可能。MZ-80Cのエミュレーターも内蔵されており、当時のマシン語プログラムを入力して走らせることもできます。また、当時の人気ゲームソフトを収録したmicroSDカードも付属します。
価格は税別1万9800円で、10月中旬発売予定。販売は秋葉原のレトロハード専門店「BEEP」が手がけ、6月1日から予約の受付を開始します。
(沓澤真二)
関連記事
シャープ「弊社100年の……家電画像フォルダが……火を吹くぜ……」 懐かしい製品がTwitterにわんさか
ハッシュタグ「#お前らの昭和をばらせ」で大盛り上がり。ファミコンのIIコンを印鑑入れに改造する凄腕職人が出現 リサイクルのアイデアが粋すぎる
昭和レトロの懐かしさがステキ。欲しい……!伝説の名機「コモドール64」を最新技術で再現 「The 64」が商品化に向けてクラウドファンディング開始
HDMIやUSB端子を搭載するほか、ハンドヘルド版も用意レトロゲーマーの夢! 初代ゲームボーイがマルチエミュレーターに魔改造される
レトロな本体とのギャップがGood!古いコンピュータの“楽団”が「House of the Rising Sun」演奏 サイバーでレトロな感じがたまらない
「Atari 800XL」など古いコンピュータが「House of the Rising Sun」を演奏。レトロでいい味出してます。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.