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ドムドムハンバーガー、売却後の方針発表 新規出店や人気メニュー復活、ロゴマークの変更も

日本初のハンバーガーチェーンに、大きな変革が訪れる。

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 国内初のハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」の事業を7月から譲り受けるレンブラントホールディングスが、同チェーンの今後の経営方針を発表しました。新規出店や懐かしの人気メニューの復活、ロゴマークの変更予定など、さまざまな施策を打ち出しています。

ドムドムハンバーガー城東店(福島県いわき市)(写真提供:ドムドム連合協会) 

 ドムドムハンバーガーは1970年に第1号店がオープン。90年代には全国で約400店展開されましたが、2004年に親会社ダイエーが業績悪化したのを転機に、店舗数が激減。現在は約50店までに減り、ファンの間で存続が危ぶまれていました。

 そのような中で5月18日、ダイエー子会社オレンジフードコートがレンブラントへの事業売却を発表(関連記事)。レンブラントは運営28店舗やフランチャイザーとしての地位、システムデータ、商標権などを譲り受け、新たに設立したドムドムフードサービスを主体に事業の再生を図ります。

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 ドムドムハンバーガーには現在も強固なネームバリューがあり、根強いファン顧客層が存在しているという背景から、2カ月間の準備期間を経て、9月以降に次のような施策を実施するとしています。

  • コンセプトの明確化やターゲット客層設定によるブランド魅力度の向上
  • メニュー構成変更によるスタンダード商品のおいしさ向上とサイドメニューの充実。特に設備老朽化により廃止となった懐かしの人気メニュー復活によるドムドムファンからの支持回復
  • ボリュームよりも品質を中心に使用食材、調理工程について見直し
  • 商品提供時間を基準とする店舗オペレーションの改善と生産性向上
  • オープンキッチンやソファを配したカフェ風店舗等の展開
  • デジタルマーケティングを中心とした効果的なマーケティング活動の実施

 また利便性の高い立地への新規出店も予定。2018年に2店舗、2019年に5店舗、2020年に6店舗、2021年に6店舗展開するとしています。「ドムドムハンバーガー」のブランド名はそのままですが、ロゴマークおよびSI(ストアアイデンティティー)は変更を予定しているとのこと。あのおなじみのゾウのマークがどうなるか注視されるところです。

ロゴマークはどう変わってしまうのか……?

 レンブラントは事業譲受した理由について、同社グループにおいて再生事業は今後の成長領域として拡大を目指しているため、「ハンバーガーという国民的な人気が高く親しまれている当該事業を譲り受けてその再生を図ることは、当社グループの業容拡大と更なる発展につながると判断しております」と説明しています。

黒木貴啓

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