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覚せい剤で刑務所に7年間入った田代まさしの現在を追ったVR動画「A Day of 薬物依存症」 NHKが公開
薬物依存リハビリ施設で共同生活を送っています。
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薬物所持で3回にわたり逮捕され、刑務所で計7年間過ごした元タレントの田代まさしさん。その現在の生活を追ったVR動画「A Day of 薬物依存症 田代さんの一日」を、NHKが公開しました。
動画は「こんにちは、薬物依存症者の田代まさしです」と自己紹介するところからスタート。田代さんは現在、薬物依存リハビリ施設・ダルクの寮で暮らし、「薬で人生がどうにもならなくなった仲間たち」との共同生活を送っているそうです。
回復プログラムとして1日3回行われているミーティングでは、覚せい剤に手を出すきっかけになったタレント時代の苦悩を告白。その内容に対して、仲間たちは何も批判せず、静かに耳を傾けています。このような周囲とのつながりによって、自分にも居場所があるのだと感じられるようになるとのこと。ミーティングの終わりには、みんなで起立して手をつなぎ「神様、私たちにお与えください……」と声を合わせます。全員が祈りの言葉を暗唱していました。
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動画終盤には、薬物依存症の自身が置かれている立場について語るシーンが収録されています。覚せい剤のせいで、頑張って手に入れた家や自動車を手放すことになり、離婚して家庭も失ったと田代さん。「(もしダルクを出て)普通の社会に戻ったら」、世間には冷たい目で見られ、仕事もないという厳しい状況が待っているとし、そこから再び薬物を使用するようになる悪循環に陥るだろう、と考えているようです。
(マッハ・キショ松)
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