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線画を写実的に変換するWebツールを試した結果……閲覧注意画像作っちゃってごめんなさい

努力はしたのですが、どうしても瞳に生気が宿りません。

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 線画をリアルに変換してくれるWebツールが登場しました。以前話題を呼んだ猫イラスト変換ツール関連記事)と同じ「Pix2Pix」システムを使い、オランダの放送局NPOが公開したとのこと。さっそく試してみましたが、なかなか「雑な落書きが美麗な絵画に!」とはならないようです。

サンプル サンプルを見る限り、目と髪をしっかり描き込めば絵画のように仕上がるようです

 左側の枠にマウスで直描きした絵が、変換されて右側に出る仕組み。機能はペンと消しゴム、「undo(一手戻し)」、「clear(全消去)」だけで、拡大・縮小機能もありません。Ctrl+マウスホイール操作などで、ブラウザのページを拡大すると描きやすいです。なお、スマートフォンからのアクセスは可能ですが作画はできません。

作画 左の「line」と「eraser」でペンと消しゴムを切り替え。ペンの太さに対し、消しゴムで消せる範囲がとても広いので、使うときは慎重に

 描き上げて中央の「process」をクリックすると変換が開始。できあがった絵は「save」ボタンからPNG形式で保存できます。筆者が試したところ、多少雑に描いても立体感のある絵に仕上がりました。ただ、ボウズ頭の人物に自動で髪を描き足したり、前髪をボリュームアップしたりといったクセがあり、あまり思い通りの形には変換されないようです。特に瞳の表現がどうしても木目のようになりがちで怖い。

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ITちゃん? マスコットキャラクター・ITちゃんの模写に失敗した結果生まれたオリキャラ。髪を漫画的に表現すると、肌との境界線がおかしくなるようです
女優 漫画表現がダメならば人物画をと、ある女優の写真を手本に描いた例。できばえはさておき、ほうれい線や鼻筋の陰影が描かれて立体的に。あ、怒られそうなのでモデルが誰かは書かないでおきます
ゲルニカ 恐れ多くもピカソ作「ゲルニカ」の一部を模写してみたら、悪夢感がパワーアップしてしまいました。というか、なんだこの髪型

 WebツールはTwitterで注目を集めており、URLを検索すると多くの作例が出てきます。ときどきアーティスティックな作品も発見できて、見ていて飽きません。やっぱうまい人が使うと違うわあ。

ダンボーが……焦げた!?

(沓澤真二)

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