ニュース
視覚障害者に重宝されているシャープ「ロボホン」のすれ違い顔認識呼び掛け機能、実は“誤解” 一転新規開発へ
目のつけどころがシャープでしょ。
advertisement
視覚障害者の方々の間で携帯電話「ロボホン」が、電話帳に顔を登録でき、道を歩いていてすれ違った相手を顔認識して見つけてくれるととても重宝している――。「ロボホン」をめぐるネットユーザーの声に対し、発売元であるシャープがいわゆる「神対応」を見せたと話題になっています。
発端となったのは、とある視覚障害者の方にまつわる話から。なんでもその方はロボホンに知り合いの顔を認識させておくことで、道ですれちがったときに「あ、◯◯さん」と知らせてくれるようにしているんだとか。
このエピソードに対し、「そんな使い方があったとは」「欲しくなってきた」と好意的な反応が続々。「人の顔を覚えるのが苦手だから、そのために使いたい」といった応用を提案するユーザーも見られました。
advertisement
盛り上がっていたこの話題に対して、シャープ公式Twitterアカウントが「少し誤解がある」と言及。ロボホンは顔認識自体は可能なものの、すれちがった相手を認識して呼びかけることはできないとのこと。どうやら、勘違いがあったようです。
しかし、「『すれちがった相手を顔認識し、登録された人の場合はお知らせする』機能には大きな意義を感じる」として新規アプリとして対応を行うと開発チームが決断する事態に。「ロボホンがハンディキャップある方たちのお役に立てるような取り組みにできるだけ注力していきたい」と今後、同機能に対応することを約束したのです。迅速なシャープ開発チームの対応に称賛の声が相次いでいます。
なお、対応時期については「明確に申し上げられません」とのこと。早期の対応になることを願っています。
(エンジン)
関連記事
シャープ公式Twitterの中の人がボーナスを公表 「何カ月分だったか」を計算した結果リアルな数字に
約束通り公表するシャープさん、マジロック。「逃げ恥」第10話で「恋ダンス」を披露し話題のロボホン シャープが動画を公開
ロボットならではのぎこちなさがカワイイ。シャープの通話できる2足歩行ロボット「RoBoHoN」の発売日が5月26日に決定 お値段約20万円
シャープ公式Twitter「ロボホンかわいいけど、お値段かわいくないのは、否定しません」。1979年のシャープ製コンピュータ「MZ-80C」が1/4サイズで復活 中身はRaspberry Pi、実機の挙動も再現
1970~80年代のマシンを再現する「PasocomMini」シリーズ第1弾として、10月中旬発売。貴社の名は。 シャープ&タニタ公式Twitterがエイプリル“入れ替わりネタ”を披露し両フォロワーが沸き立つ
入れ替わってるーーー!? (追記)
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.