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家事は「誰がやるか」より「手の空いた人がやる」ことが大事―― 家事の分担のありかた描く漫画が議論呼ぶ

共感の声も異論もありますが、結局のところ夫婦間の意思疎通が一番大切。

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 「『誰がやるか』じゃなく『手が空いている人が家事を進める』ことが大事」と、家事分担の在り方を投げかける漫画が、Twitterで話題となっています。

 作者は主婦のちくまさん(@chikumababy)。子どもとお風呂に入るときに洗い物をお願いしたところ、風呂上がり後も夫は手をつけておらず、結局自分で片付けてしまいます。その理由は「家事は手の空いた人が片付ければ全員が早く休める」との考えから。こうなった以上は、ちくまさんが洗い物をしている間に夫がお風呂に入れば、そのあと子どもを寝かしつけつつ一緒に休めますからね。

「お風呂入ってくるから(その間に)食器洗いお願い~」という含みのある言葉も、漫画のポイントの1つです(ちくまさんのツイートより)

 夫の立場からすると、「きちんと手伝うけど自分のペースでやりたい」と考えていると想像できます。しかし、幼い子どもがいる家庭では早めに寝かしつけができるよう、物音が立つような家事は先に済ませておきたくなるもの。そのために段取りして夫に協力を求めているのにうまくいかない――そんなモヤモヤを表現した漫画は、多くの共感を呼びました。

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 一方、「すぐにやってほしいなら頼むときに言ってほしい」とする、コミュニケーション不足を指摘する声も多く見られます。ただ、こうしたやりとりは夫婦間で頻繁に起きるもので、その都度事細かに指示を出すのは互いに疲れてしまいますし、ある程度「意をくんでほしい」と妻の側が考えるのは無理もないことかもしれません。

 ただ、夫婦とはいえ互いの心を推し量るには、意思疎通を積み重ねて共通認識を持つ必要があるのも事実。ちくまさんの場合、現在は夫に洗い物を頼んだときに休憩後でいいか聞かれるようになり、その場合は自分でやるというように、円満にやっているそうです。

互いに意思を疎通して、円滑に分担できるのが理想ですね

(沓澤真二)

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