ニュース

「キャトルミューティレーション」は一般人が知らない単語? 編集者の発言を発端にネットで激論勃発

知ってるわよそのくらい!!

advertisement

 「キャトルミューティレイションは一般人が知らない単語なので変えてください」。そう編集者に諭され、口論の末に文章表現を変えさせられたという作家の大間九郎さんのツイートが激論を呼んでいます。

これは納得がいきません

 キャトルミューティレーションについてTwitter上では、「一般教養として誰でも知っているはずである」という大間さんの主張に賛同する人が多数。キャトルミューティレーションについて解説ツイートをする人が続出しています。そうそう、牛とかがUFOにさらわれるあの……って違う、それは「アブダクション」のことですよ!

UFOにさらわれるやつは「アブダクション」です!
案外間違えてる人が多い
元の単語の意味を覚えれば間違えない

 キャトルミューティレーションとは動物の死体が内臓や血液を失った状態で見つかる怪現象のこと。UFOの仕業だとして1960年代アメリカを中心に話題になった現象ですが、後に「単に野生動物に襲われただけ」「血液が抜かれたように見えるのは血が地面に染み込んだ結果」などとされ、現在では信憑性の低い都市伝説として知られています(知られていますよね?)。

advertisement

 一方アブダクションは宇宙人がUFOで人間や動物を連れ去る行為のこと。アブダクションの後に、UFO内で動物がキャトルミューティレーション状態にされる可能性はありますが、キャトルミューティレーションとアブダクションはあくまで別物です。混ぜたらダメ、ゼッタイ。

ひと目で分かるキャトルミューティレーションとアブダクション

 Twitterでは発端となったツイートをよそに、言葉の意味を正しく理解できているかどうかの議論が大拡散。きちんと意味を理解している人も多数いるものの、中にはやはりアブダクションと混同してしまっている人や、そもそもどちらの言葉も知らないという人まで反応はさまざま。そしていつの間にか「キャトルミューティレーション」がTwitterトレンド入りし、「なぜキャトルミューティレーションがトレンドに?」と、疑問符を浮かべる人が続出する事態にまで発展しました。

Yahoo!リアルタイム検索でも6月22日のお昼過ぎに言及数が急増していることが分かる

 なんにせよ、キャトルミューティレーションという言葉が広く拡散され、結果的に認知度が上がったのは喜ばしいことなのかも。今後は認識の違いによる悲しいすれ違いが少しでも減ると良いですね。

関連キーワード

動物 | | 都市伝説

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  4. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  5. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  6. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  7. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  8. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  9. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  10. 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端