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作文かよ 日本一長い銘柄の日本酒「ぼくとオカン」登場、正式名称は約300文字

レシートが大変なことになりそう。

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 酒類の販売などを手掛けるリカー・イノベーションが、千葉の酒蔵である旭鶴と共同で日本一長い銘柄の日本酒を発表しました。略称で「ぼくとオカン」と呼ばれるその日本酒の正式名称は、「ぼくとオカン 純米吟醸『なにごとも本気でやれ』。それがぼくのオカンの口癖だった。子どもの頃、友達と遊びたくて勉強をサボると、遊びも勉強も本気でやれと叱られた。そんなことを言われる度に、オカンの生き方を押し付けられているようで、ぼくは少し嫌だった。職人仕事も家事も子育ても、オカンは本気でやっていた。米洗いや麹造り、槽搾りの袋積みも、驚くほどに丁寧だ。酒造りの職人として、変化する時代の中で蔵の味やこだわりを失わないように、オカンは本気で戦ったのだ。いつの間にかオカンの口癖はぼくの心に息づいている。なにごとも本気でやれ。ぼくだって、負けていられない。旭鶴 次期8代目当主、処女作によせて」。作文かな?

全部銘柄

 合計293文字(スペース込み)の「ぼくとオカン」は、女性蔵元杜氏(とうじ)であり母でもある田中素子さんの酒造りを引き継ぎ、息子の田中淳平さんが初めて杜氏として母への思いを胸に醸した「母に贈る酒」とのこと。母への思いが大変な量溢れ出ておりちょっと受け止めきれません。

 旭鶴は家族が手造りで日本酒を醸す小さな酒蔵で、田中淳平さんは「現役杜氏の母に負けないくらい本気でつくった日本酒なので、皆さんにもぜひ味わってもらいたいです」とコメントしています。

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田中淳平さん
醸造元の旭鶴(千葉県)

 「ぼくとオカン」の特徴は、穏やかな甘い果実の香りと、すっとした飲み口。口の中でころがし温めると、米の甘みとうまみがさらに広がります。旭鶴の”味がしっかりとしながらキレがあり、飲みやすい”というテイストを継承しており、こってり甘辛系の料理とよく合います。なお、ラベルにはしっかりと正式な名称が書かれているのですが、長すぎて全然商品名に見えません。

パッケージ

 商品概要は、以下の通り。

  • 原料米:総の舞100%(千葉県佐倉市馬渡産)
  • 精米歩合:60%
  • 酵母:K10号酵母
  • アルコール度数:18%

 「僕とオカン」は、日本酒専門店「KURAND SAKE MARKET(クランドサケマーケット)」全店(池袋・渋谷・新宿・大宮・船橋・上野)で、7月4日から提供を開始します。

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