内閣サイバーセキュリティセンターが「情報セキュリティハンドブック」を電子書籍で無料配信開始 SNSとのつきあい方など
夏休みを迎える小中高校生に。
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は7月14日、ネット上のトラブルから身を守るための方法を解説した「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」を電子書籍化し、国内27の電子書店で無料配信を開始しました。
同ハンドブックは2016年2月にWebサイト「みんなでしっかりサイバーセキュリティ」にて公開されたもので、間もなく夏休みを迎える小中高校生に触れてもらえるようにと今回電子書籍化。
内容は「サイバー攻撃ってなに?」といった基本的なことをイラストや図で分かりやすく説明し、それらを防ぐためのセキュリティの基本や攻撃を受けてしまった時の対処、SNS等とのつきあい方などがネット初心者向けに書かれています。
さらに大災害やテロに備えるための行動や、インターネットの未来についてなども触れられていて、コラムや用語集では「マルウェア」「DDoS攻撃」などの解説もあるので、初心者でなくとも有用な書籍となっています。
取扱電子書店は、ibooksStore、Kindle ストア、ebookjapan、boox、コミックシーモア、dブック、ひかりTV ブック、music.jp 、DMM.com 、Kinoppy 、Yahoo! ブックストア、GooglePlay ブックス、GALAPAGOS STORE、セブンネットショッピング、honto、漫画全巻ドットコム、Dijital ehon、ニコニコ静画、cdjapan eBooks 、Neowing eBooks 、フジテレビオンデマンド、BOOKWALKER、BookLive!、ブックパス、ReaderStore、BookPlace、楽天Kobo。またPDFファイルは公式サイトからダウンロードできます。
(宮原れい)
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