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「古事記」をラノベ風に超訳 これならするっと頭に入ってくるかもしれない

「だって俺、クシナダヒメが好きなんだ。怪物は俺が倒してやるから、結婚してくれ!!」「いや、まだ出会って数分なんですけど」

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 「古事記」をラノベ風に超訳した「ラノベ古事記 日本の神様とはじまりの物語」がKADOKAWAから発売される。価格は1512円(税込)。

 日本の神話からはじまる日本最古の歴史書である「古事記」は上中下巻からなり、上巻は日本神話、中下巻は天皇記が書かれている。本書は上巻「日本神話」のストーリーをラノベ風に現代語訳し、和風ファンタジー作品に仕上げた。

 例えば第五章、八岐大蛇(やまたのおろち)のくだりでは、ヤマタノオロチを退治すればクシナダヒメと結婚できると結論づけてプロポーズしたスサノオに、「は? 今の流れはどこでそうなった?」「いや、まだ出会って数分なんですけど」など軽妙な会話がつづられている。

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 作者はWebデザイナーの小野寺優さん。2014年10月に古事記を現代的に口語訳したサイト「古事記を現代語訳っていうかラノベ風にしてみた」を立ち上げ口コミで拡散された。本作は著者の愛によって脳内変換されたものであり、あくまでもストーリーを楽しんでもらうことが目的で、学術的な正当性を示すものではないと説明している。

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