「銀魂」伝説のレンホウ回に再び注目が集まる 規制はDVD発売時のもの
キメラアント編並みの修正。
Amazonプライムで配信中のアニメ「銀魂」第232話が規制で黒塗りだらけだと注目を集めています。本放送時にも一部のテレビ局で放送が中止されるなど、話題になりましたね。
問題となっているのは2011年に放送された、人気キャラ「エリザベス」のルーツが明らかになる「蓮蓬篇」(232~236話)中の1話。同話では、エリザベスが白い悪魔と呼ばれる幻の傭兵部族「蓮蓬」の一員だったという衝撃の事実が判明。それが明らかとなる重要なきっかけとして、某蓮舫議員を模したキャラが登場します。
原作では蓮舫さんがほぼそのまま登場。アニメ版では本放送時に目線に修正が施されましたが、シュールな絵面がそれはそれで好評でした。ところがキー局であるテレビ東京に遅れて放送が予定されていた「AT-X」と「びわ湖放送」で放送が中止となり、ネット上では「蓮舫議員による圧力があったのではないか」とする噂も拡散される事態になりました。
しかし、監督の高松信司さんは当時Twitter上で、放送中止はあくまでテレビ東京の自主判断によるものであると説明。また蓮舫さんの国会事務所も「抗議した事実はございません」(JCASTニュース)とコメントしています。
DVD化の際に扱いが注目された同話でしたが、削除されることはなく無事リリースされました。ただし蓮舫さん(風のキャラ)が登場するシーンはことごとく黒く塗りつぶされ、関連するセリフも「ピー音」で修正。一部アップで映るシーンに至っては画面が9割方真っ黒になるほどで、ファンからは失望の声が上がりました。
今回話題になったAmazonプライム版もDVD版と同一マスターを使ったものと見られ、新たに規制が入ったわけではなさそう。実際にDVDとAmazonプライム版の映像を比較してみましたが、修正部分が同一であることが確認できました。またAmazonプライム以外にも、hulu、Netflix、dアニメストア、バンダイチャンネルでも同様の修正が確認できました。
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