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愛知からコミケに「チャリで来た」 ママチャリで箱根を越え往復700キロ走破のコスプレイヤーに話を聞いた(2/3 ページ)

行って帰ってきたら肌は真っ黒に。

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その出会いはさわやかに

 出発から11時間経過した、21時前。ついに静岡県に到達します。が、ここで翌9日は関東一帯で35度を超える真夏日になるという天気予報を目の当たりにしてしまいます。

ギャー

 予定より進めなかったうえ、翌日はかなり気温が上がる予報という厳しいスタートとなってしまった初日。しかし、ここで運命の出会いが発生。「げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか(以下「さわやか」)」(関連記事)です。

「げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか」とは!

静岡県浜松市中区に本社を置き、静岡県内のみにチェーン店を置くハンバーグレストランである。看板メニューの「げんこつハンバーグ」は牛肉100パーセントであり、目の前で店員さんが“げんこつ型”のハンバーグを「ジュー」と熱い鉄板に押し付けて焼き上げてくれる。このハンバーグを食べるために県外から県外から足を運ぶ人も多い、静岡の名物グルメなのだ!

さわやかである

 直前に回転ずしを食べていたべしさんですが、「さわやか」を発見するや即入店。げんこつハンバーグを平らげました。この後も「さわやか」を発見するや入店し、毎回げんこつハンバーグを食したもよう。なお、全部で5回店舗を発見し、内2回は開店前で食べられたなかったとのこと。

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うまそうである

 「さわやか」の魅力を聞いてみたところ、「食べる前に切ってジューってやってくれる所ですかねぇ……」と語ってくれました。

天下の険をママチャリで超える

 2日目を迎えるに当たり、どのルートで進むか迷いが生じます。神奈川県を通過する際に箱根を超えるかどうかを決めかね「箱根がどれ位やばいか教えてくれ」とフォロワーから意見を募ったところ、「ロードでも正直きつい」「標高900m以上あります」「あれ登れたら鈴鹿とかちょろいっすよ」といった声が集まりました。

 これらの意見を元に考慮した結果、箱根超えが決定。何でやねん。

 そして夜が明けた2日目。予報通りの炎天下の中、ママチャリで進みますが、またも道を間違えなかなか先に進めません。その間に、「さわやか」は2回発見し、1回は入店しげんこつハンバーグを平らげました。この日は200キロ地点付近で宿に着き、日焼けの痛さにキレながら終了。体重は2日目にして1.3キロ減りました。

さわやか
そしてさわやか
さわやかである
進まない
もりもり食べても痩せる運動量

 3日目。箱根に備え自転車屋で空気を入れてもらうと乗り心地が一気に復活。万全の状態になります。そしていよいよ箱根へ。

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箱根との戦いが始まる

 さすがに箱根超えは大変だったようで、しばらくツイート数が減少。およそ4時間かけて登りきります。なお、途中でFGOのガチャを引いたところ高レアをゲット。「箱根の山をチャリで登るとガチャの高レア引くからオススメ」とのこと。エクストリームガチャですね。

きつい

 また、箱根を越えたところで、思わぬうれしい出来事が。挑戦を知ったTwitterユーザーが待ち伏せており、飲み物や食べ物を差し入れてくれたのです。すっごーい!

救援物資
おにぎりや飲み物など

パトカーァァッ!

 その後も自転車で進み続けていると、この挑戦最大の大ハプニングが発生。警察に呼び止められ職質を受けることになったのですが、その途中で後ろからやってきた大型トラックがパトカーとぶつかりドアを破壊してしまいました。引きが強過ぎる。

えぇ……
目撃ツイートも多数

 この時の様子を聞いてみたところ、「パトカーが大きく破損してたのもあってパパッと無線で自転車の防犯確認だけして解放されました」とのこと。まあ、もう職質どころじゃありませんよね……。

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