「テロリストがたとえ便所に逃げ込んでも追いつめて殺す」　ロシアのプーチン大統領の半生を描いた漫画が登場

　ロシアのプーチン大統領を描いた漫画『まんがでわかる ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン』（著：トーエ・シンメ）が、9月13日にイースト・プレスから1300円（税別）で発売されます。

　初代大統領ボリス・エリツィン氏の後継者として、2000年に大統領に就任したプーチン氏。2004年には得票率71.31％で再選し、2008年5月7日まで大統領を務めた後は首相に就任。そして2012年5月には再び大統領に就任し、第4代目として現在も在任中です。

　同作は、そんなロシアを支配し続け、“皇帝”や“独裁者”とも呼ばれるプーチン大統領の幼少時代から現在までを描いた学習漫画となっています。

　独裁者であり、元KGB（旧ソ連の国家保安委員会）工作員であり、柔道家でもある、複雑な人物像で謎の多い同氏。さらに「テロリストがたとえ便所に逃げ込んでも追いつめて殺す」といった恐ろしいせりふを放つキャラクター性も相まって、漫画としても個性が際立った気になるキャラとして描かれています。

　拓殖大学海外事情研究所教授で『独裁者プーチン』（文春新書）などの著書がある名越健郎さんが監修し、政治家プーチンの実像にも切り込んだ内容になっているとのこと。さまざまな国際関係のキーパーソンである彼を知ることで、ニュースの中のいろいろな部分が見えてくるかもしれません。

　すでにAmazonなどでは予約受付が始まっています。

（宮原れい）