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老朽化が危ぶまれていた黒川紀章設計の中銀カプセルタワービル再生プロジェクトが始動

活用アイデアを募集し、資金調達したのちにリノベーションする。

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 老朽化のため解体が危ぶまれていた黒川紀章さんが設計した中銀カプセルタワービル(中央区銀座)の再生プロジェクトが始動した。

当時も今も斬新なデザイン

 エンジョイワークスの空き家再生・遊休不動産プラットフォーム「ハロー!RENOVATION」の新機能としてリリースされたクラウドファンディング機能を使い、活用アイデアを募集している。採用されれば資金調達ののちリノベーションを経て新用途での利用を開始するという。

「ハロー!RENOVATION」サイト

 中銀カプセルタワービルは、建築家の黒川紀章さんが設計したメタボリズム建築の代表作。10平方メートルほどの部屋にベッドやバスなどの生活に必要な設備がコンパクトに収まっており、現在でも先進的なデザインから国内外のファンも多い。しかし老朽化が激しく、保存再生が呼び掛けられていた。

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室内はコンパクトかつ機能的
さすがに45年も経過し、痛みがひどくなっていた

 今回のプロジェクトは10月17日に実装予定の寄付型クラウドファンディングの最初の取り組みとなり、それに先立ち9月2日に現地での説明会も予定している。

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