シャリの代わりに野菜を使ったお寿司、くら寿司から　麺抜き野菜ラーメンなど「糖質オフ」メニュー続々登場

　回転寿司チェーン・無添くら寿司は、シャリ（酢飯）の代わりに大根の酢漬けを使ったお寿司「シャリ野菜」や、「7種の魚介らーめん 麺抜き」などの糖質オフシリーズを、8月31日から全国の店舗で販売します。

　「シャリ野菜」に使われている大根は、寿司ネタのじゃまをせず、なおかつ食感を楽しめる厚さにカット。お酢に砂糖・塩・醤油・ゆず胡椒を加えた特製合わせ酢で味付けしてあります。

　ネタは、下にサンチュを敷いた「えび」「ビントロ」と、海苔で巻いた「まぐろ手巻き」「えびマヨ手巻き」の4種類です（各100円）。

　客のニーズに応えて登場したという「シャリプチ」は、シャリを通常の半分にしたお寿司。「とろサーモン」と「びんちょう赤身」の2種類が用意されています（各100円）。

　「7種の魚介らーめん 麺抜き」は、毎日店舗で作るラーメンスープに4種の蒸し野菜を入れたメニュー。食べ応えのあるキャベツとモヤシに、ニンジン、チンゲン菜の彩りを加えてあります。味は「醤油」「とんこつ醤油」「濃厚味噌」「胡麻香る担々麺」の4種類です（各370円）。

　こちらのメニューに使われている野菜は「トッピング野菜」としても販売（100円）。麺抜きらーめんや通常のらーめんにプラスして楽しめます。

　くら寿司は2015年から「糖質制限」に注目。焼き野菜をシャリに乗せたお寿司を開発して試験販売したものの、「くら寿司らしい、オリジナリティがない」ことから断念。野菜をネタに使うのではなく、“野菜をシャリとして使う”方向で再度開発して今回のメニューが誕生したとのこと。野菜を使った糖質オフメニュー、どんな味わいなのか気になります。