「入金していなかった」――チケットキャンセル疑惑でローソンHMVが発信者とコンタクト 全て事実ではなかった
「入金後のキャンセル」も「ローチケからのメール配信」もなかった。
ミュージカル「刀剣乱舞」の新作公演をめぐり、Twitterユーザーが「当選チケットをローソンチケットに無断でキャンセル扱いにされた」と主張し騒動となった件でローソンチケットを運営するローソンHMVエンタテイメント(ローソンHMV)は9月6日、投稿者と直接コンタクトを取り調査した結果、入金はされておらず、「入金後のキャンセル」も「(ローソンHMVからの)メール配信」という事実もなかったことを確認したと発表した。
ローソンHMV側が直接ツイート投稿者から経緯を聞いたところ、投稿していた情報全てが事実と異なることを確認した。広報担当者に取材すると「(投稿したTwitterユーザーには)これ以上(裁判などで)対応することは今のところ考えていない」とのこと。ローソンチケットの「システムやサービスに問題がないことを確認いたしましたので、引き続き、安心してご利用いただけますようお願い申し上げます」とアナウンスしている。
今回の事象は、あるTwitterユーザーが投稿したツイートがきっかけ。ミュージカル「刀剣乱舞」のチケットが当選し入金したが、後日ローソンチケット側から「予約内容のキャンセルについて」というメールが届いたというもの。ユーザーはキャンセルをした覚えがなく、問い合わせても確かにキャンセルになっている旨、また一度キャンセルになったチケットは再度用意できない旨、真相究明には2週間程度の時間がかかるが、結局チケットは戻ってこない旨、などが伝えられたとツイートしていた。さらに、カスタマーセンターの担当者からは「チケットの代金についてはローソンの店舗とローソンチケット側で入金の履歴が確認できたため、通常は行っていないものの特例として1週間以内の領収書返送で返金に応じる」との説明があり、丁寧な謝罪が行われたと説明していた(関連記事)。
このツイートが拡散されるとローソンチケットを非難する意見が相次ぎ炎上。自分もローソンチケットでトラブルに遭ったことがあるというユーザーが現れ騒動となっていた。
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