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NTTドコモ、北海道一部でのエリアメール未達を謝罪 原因は無線設備ソフトウェアの不具合
Jアラートにも関連する重要なシステム。9月13日早朝に不具合の修正を行うとのこと。
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NTTドコモが、LTE(Xi)契約のユーザーが北海道の一部地域でエリアメールを受信できない事象があったとして謝罪しています。
エリアメールは気象庁が配信する緊急地震速報、津波警報、気象等に関する特別警報、国・地方公共団体が配信する災害・避難情報を、回線混雑の影響を受けずに受信することができるサービス。8月29日に北朝鮮がミサイルを発射した際は、Jアラートがエリアメールで配信されていました(関連記事1/関連記事2)。
不具合はユーザーの申告により判明。その後の調査により、全国に設置されている無線設備の特定機種において、ごくまれにエリアメールが受信できなくなることが確認されました。原因は無線設備のエリアメール配信に関するソフトウェアの不具合。同社は不具合解消のため、ソフトウェアの更新作業を9月13日早朝までに実施する予定です。
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(沓澤真二)
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NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、およびソフトバンクが対応する。
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