コラム

急増するSNS広告のトラブル 「お試しのつもりが定期購入」の罠とは?(2/2 ページ)

男性のトラブルも増加傾向。

advertisement
前のページへ |       

解約したくてもできない

 「お試しのつもりが定期購入」というトラブルは、解約したくてもそれができないことで、さらに深刻になっていく。解約できない間に、2回目、3回目と商品が送られてきてしまうのだ。

 また、解約しようと思っても「電話がつながらない」ということもある。仕方なくメールをしても、メールでは解約を受け付けていないと断れられるケースもあるそうだ。さらには、広告は日本語だったので気付かなかったが、海外の事業者と契約していることに商品が届いてから気付くこともある。やむをえず国際電話をしたが、日本語が通じないなどということもあるそうだ。

解約の様子 電話はつながらず、メールでは解約できないことも

 電話がつながっても、解約を拒否されてしまうこともある。解約を申し出る場合、消費者は初回の価格だけ支払って解約したいと考えることが多い。それに対し、事業者は「初回分は割引前の通常価格を支払ってほしい」「5回以上の購入が条件と広告に書いてある」などと主張する。

advertisement

トラブルに遭わないための2つのチェックポイント

 これらのトラブルに巻き込まれないためには、「サイトの情報をよく読んでほしい」と国民生活センターの担当者は言う。「定期購入なのか」「解約の条件は?」「契約相手は誰か?」を確認するという意識を持つだけで、かなり違うとのこと。

 また、定期購入であることが書かれていなかったり、「マイナス○○kg痩せる」といった宣伝を行ったりしているアフィリエイトサイトに掲載されている商品の場合、消費者側は事業者(広告主)に対して契約解除や返金を求めることができる。

 もし、トラブルになってしまった場合には、最寄りの消費生活センター(全国統一電話番号188)に相談するといい。国民生活センターは、海外事業者とのトラブルを専門とする相談窓口(CCJ)も運営しているので、契約先が海外の場合にも頼りになる。

チェックポイント 契約前のチェックポイント

「筋肉増強サプリ」など、男性向けの商材も

 「定期購入トラブル」は、統計上圧倒的に女性からの相談が多い。主な商材が健康食品、化粧品と女性向けの物が多いためだろう。3000円から1万円の化粧品が500円で買えてしまう、その価格帯から女子中高生のトラブルも目立っている。

 ところが、最近では「筋肉増強サプリ」や「ひげを薄くする化粧品」など、男性向けの商材で同様のトラブルが広がりつつあるそうだ。男性には関係ないと安心はしていられない。

advertisement

 「お試し」「初回○円」「送料のみ」などの広告を見たら、定期購入の可能性もあることを念頭に置いて、広告をよく読んでから契約してほしい。

性別相談件数 男性のトラブルは少ないが油断は禁物

高橋ホイコ

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ハードオフで売っていた“3300円のジャンク品”→持ち帰ると…… “まさかの掘り出し物”に「うらやましい」「いいお買い物ですねぇ」
  2. 飼い主のおじいさんが孤独死し、半野良になった子猫を保護したら…… “涙の結末”に「きっと天国で喜んでる」「本当に本当に感謝」
  3. 「Switch 2」で“唯一対応していないソフト”が話題 「お前かよ」「さすがに笑ってしまった」
  4. 夫が着ないユニクロのセーターに、毛糸をザクザク縫うだけで…… 「これは素敵」驚きのリメイクに「めちゃくちゃかわいい」
  5. 無地Tシャツに透かし模様の生地を縫い付けると…… 春夏にぴったりな“まさかの完成品”が300万再生 「うわあ、素晴らしい」【海外】
  6. 日本・中国・韓国の流行メイクを比べてみたら…… “別人”級の完成度に630万再生「同一人物!?」「再現度高い!」【海外】
  7. 『ドラえもん』のび太を現実世界に描いたら…… 450万再生された作品に「す、すごい!」「ワオしか言えないよ」【海外】
  8. 自宅の犬小屋に住み着いた野良猫、1年後の姿に「泣いた」と大反響 それからどうなった?現在の様子を聞いた
  9. シマリスの巣箱を開けたら……飼い主「これはひどすぎ」中から出てきた“とんでもないもの”に「すごい」「笑った」
  10. 渋谷の「下りるのが怖い階段」が物議 「階段に見えない」「怖すぎる」の声…… 運営元に実際にけが人が出ているのか聞いた