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性別や体格に縛られないおしゃれを 男性の骨格でもかわいく着られるガーリーなカーディガン登場

ベストマッチなワンピースも販売中。

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 男性の体格でもかわいく着こなせる「ひかえめガーリーカーディガン」が、クラウドファンディングサイトのMakuakeに登場しました。入手に必要な支援額は1万6500~1万7300円。マッチするワンピースがセットで手に入る、4万6500円のコースも用意されています(全て税込)。

サイズはMとL、色はオーガニックホワイトとピンクから選べます(※当初サイズをSとMとしていましたがMとLの誤りでした。お詫びして訂正いたします)

 「かわいい洋服を楽しみたい男性向け」を掲げるブランド「blurorange」の製品。既存のレディース服に対する「肩幅がきつい」「袖丈・着丈が足りない」といった、消費者の悩みを受けて開発されました。肩まわりや腕にゆとりを持たせることで、男性が着用した際の見ばえと着心地の良さを実現しています。

同製品(左)と一般的な製品(右)の着用例を比較すると、見ばえの違いがよく分かります。なお、モデルの身長は183センチ

 デザインには認知心理学における「錯視」が取り入れられています。首まわりは顔や肩幅が実際より小さく見えるような比率で設計。少し短い着丈には、視線を上体に向けさせてスタイルが良く見えるようにする効果があるのだそうです。

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素材はウール100%
セットのワンピースも背中のファスナーを閉めやすくするなど、さまざな配慮がされています

 肌触りを重視して、素材には高級なオーストラリア産ウールを100%使用。糸をつむぐところから一貫して日本で生産しています。糸の段階で防縮加工が施されているため、ネットに入れれば洗濯機の手洗いコースで簡単に洗えます。

胸元のボタンも日本製

 男性の体型を本気でかわいく見せたいと、6月にブランドを1人で立ち上げた松村智世さんに、編集部は開発の経緯を聞きました。当初はカーディガンとワンピースがセットでかわいくなるようデザインしていたところ、ニットの工場が見つからずカーディガンの製造を一度は断念。国内のニット工場は非常に貴重なのだそうです。

Twitterのアンケートで一番人気だった、3番目のデザインが採用

 やむなくワンピースのみ販売したものの、カーディガンもほしいとの要望が相次ぎ、あらためて商品化を検討。苦労の末に大阪府枚方市の老舗ニット工場「第一メリヤス」の協力を取り付け、クラウドファンディングでの再出発が決定しました。

 モニターに参加した男性からは「生地がふわふわしてて気持ちいい」「鏡に映った自分がいつもより可愛く見えました。“萌え袖”うれしいです」と好評。「昔水泳をしていたせいか肩幅が発達していて」と悩んでいた女性も、楽な着心地を喜んでいたそうです。

(沓澤真二)

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