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建造途中で廃棄された原子力関連施設やロケットエンジン工場など、廃墟マニア感涙の写真集『旧ソ連遺産』発売
どっぷり浸りたい。
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そんじょそこらの廃墟では満足できなくなってしまった玄人廃墟マニアの心を鷲掴みにする写真集『旧ソ連遺産』が10月7日に発売されます。130ページ超のボリュームで、価格は2160円。
10代前半から廃墟探索に目覚めたというラナ・サトルさんによる数々の写真を収録。建造途中で廃棄された原子力関連施設、原子炉保護容器、核兵器貯蔵庫といったディープすぎる建造物の写真をたっぷり堪能できます。
ねとらぼの取材に対し三才ブックスの担当編集者は「彼女の写真に惚れ込み、どうにか本人にコンタクトが取れないかと模索していたところ、以前出版した『バイコヌール宇宙基地の廃墟』の著者ラルフ・ミレーブズさんと知り合いだったことが分かりました。そこからのご縁で出版が実現しました」と、出版の経緯について説明しました。
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ラナさんは2011年末、ロシア・エネゴマシュのロケット工場に潜入し、スキャンダルに。その際撮影された写真により、ロシア主要研究施設での設備老朽化が明るみに出ました。写真集ではそれらの写真も約30ページに渡り掲載されています。
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