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ヤシオリ作戦の陰にベテラン整備士の複雑な思いが……? 「シン・ゴジラ」の二次創作漫画が涙なしでは読めない

未見のかたは、ぜひ映画を見てからご覧ください。

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 映画「シン・ゴジラ」のクライマックス、「ヤシオリ作戦」の舞台裏を想像した漫画が秀逸です。あの作戦で活躍した列車たちの、担当整備士の思いがしっとりと描かれています。

 Twitterユーザーの妖介さん(@gurumeda)が、故・川谷拓三さんの出演をイメージして描いた二次創作。定年退職の日を迎えた整備士が、長年の勤めをねぎらう家族の手紙に照れながら、最後の弁当を食べるシーンから始まります。

 食事を終えると列車たちを見上げ、「ワシの最後の仕事が、ずっと面倒見てきたお前らの最終整備とはなぁ」と独白。「すまんなぁ」と泣きながら、別れのあいさつのように車体をコツコツとたたくのでした。

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 そして整備士は財前統合幕僚長のもとへ赴き、整備の完了を報告。「『乗せて運ぶ』ことしか知らん無骨な連中ですが、仕事は確実にこなすやつらです。どうかこいつらの最後の花道、飾ってやってください」と、列車たちを自衛隊に託します。そして日本の未来と「電車の意地」を賭けたヤシオリ作戦の開始を告げ、漫画は閉幕。原作で描かれた、列車たちのその後を思うと切ない……。

 職人気質の整備士役に川谷拓三さんをあてるマッチングの妙味もあり、ツイートには「泣ける」との声が多数。当初妖介さんは普通にガンコ親父を描くつもりでしたが、構成を練っている最中に「川谷さんで行くのだ」という啓示があったとコメントしています。

画像提供:妖介さん(@gurumeda

(沓澤真二)

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