「どんなジュニアもいじめられるべきではない」 バーガーキングがワッパージュニアを使ったいじめ撲滅の問題提起
ちょっと考えさせられるドッキリ。
米バーガーキングがいじめについて問題提起する動画を公開。店内でお客さんに行ったドッキリの様子を見せています。
ドッキリではまず、中学生グループが一人をいじめ出すところからスタート。集団で「お前友達いないんだろ」「ここで何してるんだよ」などと悪口を浴びせていきます。いじめは次第にエスカレートし、ついには飲み物をトレー上にまき散らしたり、いじめられっ子を突き飛ばして転ばせたりと気分が悪くなるシチュエーションが続きます。周囲のお客さんは眉をしかめながらも基本的には見て見ぬふり。なかなか止めに入る人はいません。
ドッキリの第2段階では、同チェーンの看板メニュー「ワッパージュニア」を注文したお客さんがターゲットに。バーガーの包みを開くと、なんとバーガーがグチャグチャではありませんか。バーガーを見たお客さんのほとんどが、レジに交換するよう店員に掛け合おうとします。
「バーガーがグチャグチャだったんだけど」……すると店員は、「お客さまが注文されたのはいじめられたワッパージュニアですか? それともいじめられてないワッパージュニアですか?」。謝るどころか開き直るかのような店員の態度に、お客さんも困惑。中には怒りだし、店長を出せと詰め寄るお客さんも現れます。店長はやってくると、店員に向かい「ワッパージュニアをいじめた?」と質問。店員は「まあね」と悪びれる様子もなく、拳でワッパージュニアをグチャグチャにする様子の再演まで始めます。映像では複数のお客さんの反応が見られ、あぜんとするお客さんや余計に怒り出す人など、反応はさまざま。
動画では「いじめられる中学生(ハイスクールジュニア)」を止めに入ったお客さんの割合はわずか12%だった一方、「いじめられるワッパージュニア」を見て声を上げたお客さんは95%だったとテロップで説明。「どんなジュニアもいじめられるべきでない」とストレートなメッセージで動画を締めくくっています。
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