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アイメイト協会が「盲導犬を蹴る動画」の見解を発表 「個人を攻撃する行為は“ネット私刑”にあたる」
虐待が疑われるような痕跡は一切なかったとしています。
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盲導犬を蹴る動画がSNSで拡散され物議を醸していた件(関連記事)で、アイメイト協会が騒動の経緯をまとめた文書をサイト上に発表しました。
発表によると、アイメイト協会は10日に動画の情報を得た後すぐに調査を開始し、11日には蹴った人物を特定しました。すぐに本人に連絡し、この人物に蹴る意図はなく方向を修正するつもりだったことや、間違った指導方法であることを認識し反省していることを確認。温厚で優しい人物だったことなどから緊急性は無いと判断し14日に面談を設定したそうです。
しかし13日、和光市駅で該当者を突き止めるべく張り付いている人が複数いるとの情報を受け、急きょ当日に面談を設定。状況を確認し総合的な判断のもと、犬を引き上げることを決め、協会へ連れて帰ったそうです。なお、その後犬の健康状態に関して獣医師による診断を行ったものの、虐待が疑われるような痕跡は一切なかったとしています。
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発表では今回の動画に関して、協会の指導と異なった指導だったことは認めつつ、警察、自治体などの関係機関、獣医師、弁護士、アイメイト協会らの共通した認識として「蹴ったと断定することはできない」と考えているとしています。また、当該人物への過剰なバッシングについても言及し、「動画をネット上にさらし、個人を攻撃する行為は“ネット私刑”にあたる」「個人に対する一方的な暴力で許されない行為」として非難。アイメイト協会は、警察との相談を開始しているほか、法務局人権擁護部、弁護士などとも協議を進め、しかるべき対応を今後も継続して行う予定としています。
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