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宮崎駿監督の新作長編アニメのタイトルが「君たちはどう生きるか」になることが判明

2月に引退撤回を表明し、新作長編の準備に入っていることが明かされていた。

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 スタジオジブリ・宮崎駿監督が制作中の新作の題名が「君たちはどう生きるか」になることが分かった。10月28日に早稲田大学で開催された新宿区立漱石山房記念館開館記念イベント「漱石と日本、そして子どもたちへ」で明かされた。

引退会見時の宮崎駿監督
※宮崎駿監督の「崎」は正しくは異体字ですが、機種依存文字のため代用しています

 朝日新聞によると、1937年に吉野源三郎が発表した名著から取っており、「その本が主人公にとって大きな意味を持つ」内容になるとのこと。

 宮崎駿監督は2013年、「風立ちぬ」を最後に長編映画からの引退を発表。当時の記者会見では「何度もやめるといって騒ぎを起こして来た人間なので、どうせまただろうと思われていますが、今回は本気です」と発言していた(関連記事)が、2017年2月に引退を撤回。新作長編の準備に入ったことが発表されていた(関連記事)。

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新宿区立漱石山房記念館開館記念イベント「漱石と日本、そして子どもたちへ」

 イベントでは1000人近くの来場者の前で、そばにいるはずのプロデューサーを気にしつつタイトルを口を出し、現在はアニメーターの育成に力を入れつつ制作に取り掛かっていることに触れた。なお、完成には3年から4年はかかるとも。参加者はイベントの様子をSNSに投稿し拡散しつつあった。

 吉野源三郎の同著は漫画になっており、最近もテレビ番組で紹介されたこともあり33万部を突破する話題作となっていた。

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