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小学生でも解けるけど超難問? □に入る数字はなんでしょう(2/2 ページ)

Q2が難しい。

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Q1の解答

 どんどん増えていることは分かりますが、増え方が不自然ですね。何が足されているのでしょうか。

 【答】数字のそれぞれのケタに注目すれば答えが見えてきます。それぞれのケタの数字の和を元の数字にたすと、次の数字になります。正解は70+7+0で「77」。

Q2の解答

 減ったり増えたりと、これはなかなかつかみどころのない難問です。小学校高学年くらいで習う、あるものに注目します。

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 【答】その数の約数を書きならべ、元の数以外の合計をとると次の数になります。(例. 34の次は1+2+17=20) 7の約数は7以外では1なので、正解は「1」。このような数列にはアリコット数列という名前が付いています。

 ちなみに、このルールでは6の次は1+2+3=6となりその数自身になります。このような数は「完全数」と呼ばれ、数えるほどしか見つかっていない非常に珍しい数。

 他にも220と284はお互いがお互いの次の数になり、「友愛数」と呼ばれていたりと(面白いネーミングですね)、数学的にも興味深いお話がたくさんあります。興味のある方は調べてみてくださいね。

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