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iOS11の新機能「緊急SOS」で命拾いしたiPhoneユーザーが話題に 「その機能知らなかった」「自分も設定する」

サイドボタンの操作で、緊急通報などを行う新機能。

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 iPhoneの「緊急SOS」機能のおかげで命拾いをしたというツイートに、「いざというときは救急車を呼ぶだけでも大変」「自分も設定しておこう」などの声が寄せられています。

 緊急SOSはiOS11で追加された、サイドボタン(いわゆる電源ボタン)の操作により自動で緊急通報してくれる機能。緊急連絡先へのテキストメッセージ発信にも対応しており、端末の現在地などの情報を送ってくれます。

 暗いうちから釣りに出掛けることが多く、心配する家族のために緊急SOS機能を利用できるようにしていた投稿者。アプリ「ヘルスケアApp」の「メディカル ID」に緊急連絡先のほか、病歴、かかりつけの病院、アレルギーなどの医療情報を登録していたそうです。

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 先日、夜間に1人で磯釣りを楽しんでいたところ、強烈な腹痛に襲われ、足を踏み外して転倒。「潮が満ちたら終わり」と思い、端末を操作して緊急SOSを起動したとのこと。

緊急SOS機能のサポートページ

 緊急連絡先となっている家族4人には、自分が同機能を使ったときはすぐに119番通報してほしいと以前から伝えており、テキストメッセージ確認後、その通りに対応してくれたそうです。自宅から釣り場が近かったこともあり、家族は救急隊よりも先に投稿者のもとに到着していたといいます。

 なお、投稿者はこのときのことについて「意識が遠のくなか、何も考えずiPhoneの電源ボタンを連打」「気が付いたら病院のベッドの上」とツイート。iPhoneで事前の備えをしていなければ、救助を呼ぶことができないような状況だったことが伺えます。治療には約2週間と少し時間がかかるそうですが、命が助かってよかった……。

 この投稿に、Twitter上では「今まで知らなかったけど、自分や家族の端末で緊急SOSが使えるようにした」との声が続出しています。すでに利用している人によれば、救助がスムーズに行えるように「メディカル ID」の医療情報を登録しておくことも重要だとか。ただし、この場合、無関係な第三者に個人情報を見られてしまう可能性があります。入力内容、設定にはご注意ください。

メディカルID」を登録しておけば、しゃべることができない状態でも医療情報が伝えられます
ピンチのときには、救急車を呼ぶのも大変です
釣り以外のアウトドアスポーツでも、いざというときに役立ちそうです
メディカル IDを設定しておけば、救急車到着後もスムーズとのこと

 なお、iOS11へのアップデートはiPhone 5S、SEといった比較的古い機種でも可能ですが、端末によって緊急SOSの起動方法は異なります。詳細はAppleのサポートページからご確認ください。

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画像提供:iGNITEDさん(@xxxprius



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