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その迫力に圧倒される! ロンドン自然史博物館主催・自然写真コンテストの受賞作品が発表

人間なんてちっぽけな存在なんだなぁ。

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 英ロンドン自然史博物館が主催する、自然写真コンテスト「Wildlife Photographer of the Year 2017」(関連記事)の受賞作品が発表されました。

 50年以上の歴史を持つ同コンテスト。今回も全世界92カ国から、プロ・アマチュア問わず約5万件の応募があったとのこと。最優秀賞には、フォトジャーナリストであるBrent Stirton氏の作品「Memorial to a species」が選ばれました。これは、ツノの国際的な違法取引によって絶滅の危機にひんしているクロサイが、密猟によって命を落とした場面を撮影した作品です。

ツノの密猟によって命を落としたクロサイ「Memorial to a species」(C)Brent Stirton / Wildlife Photographer of the Year

 受賞作品にはこの他、リラックスした表情を見せるニシローランドゴリラや、若干5歳半の少女によって撮影された躍動感あふれるカモメ、タカアシガニの大群など、野生動物や自然が見せる生きる姿や、一瞬の表情を捉えた写真の数々が並びます。

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リラックスした様子のニシローランドゴリラ「The good life」(C) Daniel Nelson / Wildlife Photographer of the Year
今にも飛びかかりそうなセグロカモメ「In the grip of the gulls」(C)Ekaterina Bee / Wildlife Photographer of the Year
雪にはまってしまったアカギツネ「Stuck in」(C)Ashleigh Scully / Wildlife Photographer of the Year
物思いにふけっている様子のチンパンジー「Contemplation」(C)Peter Delaney / Wildlife Photographer of the Year
タカアシガニの大群「Crab surprise」(C)Justin Gilligan / Wildlife Photographer of the Year
ヤブツカツクリ「The incubator bird」(C)Gerry Pearce / Wildlife Photographer of the Year
世界最大のウミガメ、オサガメ「The ancient ritual」(C)Brian Skerry / Wildlife Photographer of the Year
マッコウクジラの大群「Giant gathering」(C)Tony Wu / Wildlife Photographer of the Year
巨大な棚氷「The ice monster」(C)Laurent Ballesta / Wildlife Photographer of the Year
光るアリ塚「The night raider」(C)Marcio Cabral / Wildlife Photographer of the Year
シロクマたち「Polar pas de deux」(C)Eilo Elvinger / Wildlife Photographer of the Year
生命のタペストリー「Tapestry of life」(C)Dorin Bofan / Wildlife Photographer of the Year
クラゲを捕食するロブスターの幼生「The jellyfish jockey」(C)Anthony Berberian / Wildlife Photographer of the Year
パーム油産業の生き残り「Palm-oil survivors」(C)Aaron ‘Bertie’ Gekoski / Wildlife Photographer of the Year

 受賞作品は、惜しくも受賞を逃したファイナリストの作品と共に「Wildlife Photographer of the Year」の公式サイト内ギャラリーで閲覧が可能となっています。自然や動物との関係をいま一度考えさせられる作品の数々を、じっくりとご覧になってみてはいかがでしょう。

Wildlife Photographer of the Year is developed and produced by the Natural History Museum, London


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