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乳幼児による「加熱式たばこ」の誤飲事故に国民生活センターが注意喚起

たばこ葉部分が誤飲しやすい形状だとしています。

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 現在利用者が増えているという「加熱式たばこ」を乳幼児が誤飲する事故が発生しているとして、国民生活センターが注意喚起しています

専用の器械を使って吸う「加熱式たばこ」

 紙巻たばこの代替品である「加熱式たばこ」は、電気的にヒーターで加熱などして吸う新しいタイプのたばこ。ここ数年で登場し人気を集めていますが、そのたばこ葉が入った部分を誤飲してしまう事故が昨年の4月以降に寄せられた数だけで11件発生し、うち年齢がわかっている10件ではすべてが1歳5カ月までの乳幼児だったとのことです。

 同種類のたばこ3タイプ(12銘柄)のたばこ葉の入った「スティック」や「カプセル」の誤飲のリスクについて調査した結果、すべて誤飲しうる形状で、かつそのうちの9銘柄は子どもの口腔(こうくう)内に容易に収まるサイズだとしています。

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国内で販売されている3タイプを調査
すべてのスティック(カプセル)のたばこ葉部分は誤飲しやすい形状でした

 同センターは、それら使用前の1本分のたばこ葉中には、中毒症状が現れる恐れのある量のニコチンが含まれているとして、乳幼児の手の届かない場所での保管・廃棄を呼びかけています。

 またもし誤って乳幼児がスティック等を口に入れた場合は、たばこ葉をかき出し、水分でニコチンが溶け出して吸収されやすくなるのを防ぐため水や牛乳などを飲ませず、直ちに医療機関を受診するようアドバイスしています。

いずれも嘔吐を引き起こすおそれのあるニコチン量が含まれています

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