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筆ペン1本で生み出す超絶ライブドローイング! キム・ジョンギの武者バットマンに東京コミコン会場どよめく

【ノーカット動画あり】下書きなしで生み出される超絶技巧をご覧ください。

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 「東京コミックコンベンション2017」(東京コミコン)のムービープラスブースに、世界的アーティストのキム・ジョンギ(Kim Jung gi)先生が登場。即興で“東京コミコン”をイメージしたバットマンを下書きなしの筆ペンアートで描いてくださいました!

キム・ジョンギ先生による「武者バットマン」のライブドローイング
キム・ジョンギ先生による作品「東京コミコン」

 12月1日から3日まで幕張メッセ(千葉・美浜区)で開催中の東京コミコン。映画「ファイブヘッド・ジョーズ」の巨大編みぐるみがドーンと鎮座するムービープラスブースに登場したキム先生は、「アイシールド21」や「ワンパンマン」などの作画で知られる漫画家の村田雄介さんが「世界屈指の腕前だと思う」と絶賛するなど、世界的に知られる凄腕アーティストです(関連記事)。最大の特徴は“下書きなしの筆ペンアート”で、緻密なデッサンと怪物級の画力で“世界一上手い漫画家”とも呼ばれています。

ムービープラスブース
巨大なファイブヘッドジョーズの編みぐるみ
なぜ作った……!(ほめ言葉)

 今回ねとらぼ編集部が取材を申し込んだところ快く応じてくれたキム先生は「何を描けばいいですか?」とにっこり。まさかの提案にドキドキしながら「と、東京コミコンをイメージした作品を……」とお願いしたところ、少し考えてからコピー紙にすらすらと筆を走らせ始めました。

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キム・ジュンギ先生
「東京コミコン」を描き始めるキム先生

 キム先生が愛用するのは、ぺんてるの筆ペン「ぺんてる筆(中字)」。筆を立てて細い線を引いたり、筆を寝かせてかすれさせたりと絶妙な筆さばきで真っ白の紙にキム先生の世界が広がっていきます。

キム先生が使用するぺんてるの「ぺんてる筆(中字)」

 描き始め5分ほどで現れたのは人気アメコミヒーロー「バットマン」の凛々しい顔。胸にはバットマンのロゴが描かれていますが、そのコスチュームは首周りにふわふわがついているなどバットスーツとは少し違う様子です。これは羽織……?

 バットマンの上半身が出来上がると続いてはかわいらしい顔のお馬さんが現れ、それにまたがっている姿が描きこまれていきます。その手元は迷いがなく、すっ、すっと無駄のない線が足されていく様子は、思わず見入ってしまいます。

 そして開始20分ほどで東京コミコンのロゴが描かれた軍配が登場。バットマンの周囲にはお城やキュートなハートマークなどが続々とデザインされていき、最後に「2017 Tokyo COMIC CON」の文字が入れられました。軍配を高らかに掲げ、「いざ、東京コミコンへ!」という雰囲気の勢いがある武者風バットマンの完成です!

完成イラストを持つキム先生

 ドローイングを見守っていた人たちから大きな拍手が上がったと同時に「すごいね!」の声が多数。わずか25分で描き上げたとは思えない躍動感と紙いっぱいに表現されたキム・ジョンギワールドに多くの人が見入っていました。

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 キム先生は12月2日、3日もムービープラスブースにて、13時から15時までライブドローイングを行う他、2日の15時40分から16時15分までは漫画家の内藤泰弘先生とのトークショー(MCは有村崑さん)を行う予定です。ぜひ生で超絶技巧を見てください!

12月1日のライブドローイングの様子
キム先生の画集を購入するとサインのサービスも……!(画像提供:ぺんてる)
キム先生はシャークネードを愛しすぎてオリジナルグッズを作ってしまったムービープラスブースにいます
サメ祭り状態
全力のサメ押しラインアップ
ライブドローイングでサメ愛に応えるキム先生(画像提供:ぺんてる)

 コミック、映画、アニメーション、ゲーム、ショーなどを一挙に集めた日米ポップカルチャーの祭典「東京コミコン」は、昨年(2016年)に続き今回が2回目の開催(関連記事)。12月1日の開幕セレモニーにはスタン・リーさん、スティーブ・ウォズニアックさん、カール・アーバンさんら豪華ゲストが登場するなど盛り上がっています(関連記事)。

東京コミックコンベンション2017

2017年12月1日から3日までの3日間開催

場所:幕張メッセ 国際展示場ホール9-11(千葉市美浜区中瀬2-1)

12月1日:12時から19時

12月2日:10時から19時

12月3日:10時から18時

当日チケット一般:3500円(税込)

当日チケット中高生:2500円(税込)

(撮影・文:Kikka,撮影:ゴトウ)

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