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オフィス内をドローンが飛んで残業を監視 NTTなどが来年10月にサービス開始

ドローンのパトロールが当たり前になる未来。

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 屋内ドローンを利用してオフィス内の残業監視を行う社員健康管理サービス「T-FREND」が、2018年4月に試行サービスを開始し、同年10月から事業開始することが発表されました。

ドローンが残業を監視する日が目の前に(※画像はイメージ)

 同サービスは、大成、ブルーイノベーション、NTT東日本千葉事業部の3社による共同開発事業。操縦者・GPSに頼らない自律飛行システムや、高度なセキュリティ画像システムなどを搭載した屋内ドローンにより、就労人口の減少で対応が難しくなっている警備会社に代わって、夜間のオフィス警備・残業監視を行います。

 専用のアプリケーションでオフィス内のレイアウトや機体を複数登録可能で、飛行経路・定期巡回時刻を設定してドローンに入力すれば、自動で定期巡回を実行。巡回後は専用の離発着場所に自動で着陸します。

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社内の情報セキュリティ強化のための警備や、残業者への退社催促に対応
専用のアプリケーションで設定

 来年10月からのサービス開始に先駆けて、2017年12月13日~15日まで東京ビッグサイトにて開催される「第2回スマートビルディング EXPO」の専用ブースでは、実際にドローンの自律飛行が披露される予定です。

監視映像はインターネット回線を使わないセキュアな通信ネットワークで接続し送られます

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