幼稚園の懇親会がしんどいという漫画にママたち続々共感 「私の気持ちそのまま」「他のママと目を合わさず生きてきた」
気の置けないママ友が1人いればそれでいい。
子どもが幼稚園や保育園、小学校に入って、ちょっと自分の時間ができるかも! なんて思ったのも束の間、懇談会、懇親会、役員、係、PTA……とどとうのように押し寄せる波に心が折れた経験を持つママは結構多いようです。Twitterに投稿された「懇親会がしんどい」という内容の漫画に共感が集まり、話題となっています。
作者は、育児サイト「up-to-you!」で育児漫画を連載中のimo-nak(@k_i_121)さん。5歳と2歳の姉妹のかわいらしい日常を中心にTwitterやInstagramでも育児漫画を公開しています。話題になった漫画は、ママ友との親睦を深めるのが苦手らしい少女(?)と、「親睦」と書かれたマントをまとった悪魔のような姿の「懇親会」の戦いを描いたストーリー。
「このクラス母親共を全員、ママ友にしてくれるわっ!」と、コミュ力に自信のないママにとって恐ろしいせりふを放つ懇親会。少女は「どうして!? 親同士なんて園行事で会った時、当たり障りのない会話をする間柄でいいじゃない!!」と泣きながら訴えます。
その訴えを、懇親会は「ダメだっ! 子どもたちのためでもあるんだぞ」と子どもを盾に退けようとしますが……少女は「親同士がどうだろうと、子どもたちは自然に友達になる! 変に親が気負う必要はないのよ!」と反論。
ひるむ懇親会に、コミュ力が高い人は懇親会がなくてもいつの間にか仲良くなっている、とさらにたたみかける少女。そして逆に少女のようなタイプは何度懇親会をやっても親睦は深まらない――ととどめの言葉を放ちます。断末魔とともに消えていく懇親会。この戦い、少女が勝った!? と思いきや……。
「無駄だ、私は何度でも甦る。来年の春にはクラス替え後の顔合わせとなって貴様の前に現れるだろう…ハーッハッハッ」という懇親会の捨てぜりふに、少女は嘆きくずおれるのでした。つ、つらい。
リプライでは「めっちゃ気持ちわかる」「私の気持ちがそのままマンガになってる!」「支援センターでも公園でもプレ保育でも誰とも目を合わさず過ごしてきた私はどうすれば……」といったコメントが並び、共感する人が続出。
子どもの集団生活がはじまると、懇親会やらママ友の集まりやらランチ会やらPTA役員やら、他の保護者と仲良くしなくちゃ、話を合わせなくちゃ、ママ友にならなくちゃ、と思わせるような機会がどんどん作られていくので、なんとなく気持ちが引いてしまうママもいるかもしれません。
imo-nakさんが言うように「役員さんには感謝だし、まわりの人はいい人ばかりで人が嫌な訳ではない。最低限の集まりには出るけど、本当は出たくない、余計な集まりは出たくない」は、多くのママたちが感じていることなのではないでしょうか。
筆者もちょうど今PTA役員をやっていますが、幸運なことに今の役員メンバーはよいママさんたちが多いので、楽しく過ごせています。でも、来年の春は乗り越えられるかどうか……。私の戦いはまだ始まっていない……のかもしれません。
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