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“バーチャルろくろシステム”爆誕 インタビューを受けながら使いたい一品(1/2 ページ)
Web業界ではインタビューを受けながらろくろを回すのは常識。
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Web業界の人間はインタビューを受けている時にろくろを回す(ような手つきをする)と言われ始めて、早5年以上。散々ネタにされてきた“エアろくろ”を具現化したようなシステムが誕生しました。バーチャルろくろシステム「Roquro」です。
「Roquro」解説動画
「Roquro」は、新しいモノづくりの形を知ってもらい、身近に感じてもらうため、一般社団法人WAZAtoBAと3dayプリンターが協同で運営するシステム。センサー上で手をかざすことで、まるで実際のろくろで造形しているように、画面上で器が作れます。作ったデータは、3Dプリンタで出力可能。
今後はセンサーの強化により繊細なタッチも認識できるようにするのと同時に、機械学習をすすめることにより職人の技術データを蓄積することで、技術をアーカイブ化したり、後継者の育成や新しい技法の発見のヒントに活用していくとのこと。
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ネットに漬かっているとエアろくろを思い浮かべずにはいられない存在ですが、至って真面目に開発されたものでした。すでに福島県の中学校を中心に教育分野で導入されるなど、ICT教育の分野で活用されているそうです。
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