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VRアシスタントキャラに「女性を性的対象に」と指摘 Baiduが取り下げ

VR空間でユーザーと会話をしたり、映画を勧めたりする機能を持っていました。

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 中国の検索大手Baiduが、セクシーなVR(仮想現実)アシスタントキャラクターを取り下げ、謝罪したと報じられています


問題になったキャラクター「Vivi」

 このキャラクターは「Vivi」という名前で、胸元の開いたシャツを着た、長い髪の女性として描かれています。同社の動画サービスiQiyiが販売するVRゴーグルに内蔵された「AIガールフレンド」として3月に発表されました。VR空間内でユーザーと会話したり、音声コマンドに従ってコンテンツを再生したり、映画をおすすめしたりといった機能を備えます。

VRゴーグル紹介動画に登場するVivi

 Wall Street Journalは、中国のWebサイトにViviは「セクシーなダンスができる」という書き込みがあること、10月のアップデートでViviが置かれる場所が仮想のオフィスになったこと、レビューサイトに「仮想空間でユーザーがViViの胸に触れる画像」が投稿されていることを伝え、Baiduに「このような描写は、職場で女性を性的な対象にする見方を奨励するのではないか」と問い合わせたと記しています。

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VR空間のVivi(VRゴーグル紹介動画より)

 この問い合わせのあと、BaiduはViviをオフラインに。同紙に対して、現バージョンのViviはβテストでユーザーの評価を集めるためにデザインされたと説明し、「メディアが指摘した問題には気づいています。当該の製品は修正のためにオフラインにしました。ご心配をおかけして申し訳ありません」と謝罪しています。

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