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『殺戮モルフ』2巻発売中止へ 単行本無断黒塗り騒動について原作者の意向が通った形

外薗先生は「秋田には大損失なのにワガママ聞いてもらってありがとうございます」とコメント。

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 ホラー漫画『殺戮モルフ』(漫画:小池ノクト、原作:外薗昌也/秋田書店)の単行本無断黒塗り騒動について、原作者の外薗昌也先生が「2巻の発売は中止してもらうことになりそうです」と報告しました。ヤングチャンピオン編集部との話し合いを経て外薗先生の意向が通った形です。

外薗先生による報告
12月下旬に発売予定だった『殺戮モルフ』2巻(秋田書店公式サイトより)

 12月12日に外薗先生が「真っ黒に塗り潰されての発売となりました。真っ黒でなにがなんだかさっぱりわかりません。前代未聞です」と、驚きの声をあげたことに端を発する『殺戮モルフ』単行本第2巻無断黒塗り騒動。この状態について当初から「出さないほうがマシ」とコメントするなど、憤りを見せていた外薗先生ですが、その後「非礼を詫び、仲直りしました」と編集者との和解を報告していました(関連記事)。

 外薗先生によると黒塗りとなったのは“女子高生の死体で作った祭壇”で、出版社側が有害図書に指定されないように慎重になりすぎたことや年末進行、外薗先生の体調不良などが重なって行き違いが起きてしまったと説明していました。

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 そうしたなか、12月15日に外薗先生はTwitterを更新。「ヤングチャンピオン編集長と話し合ってきました わたしの心情を汲み取ってもらえ既に刷り上がり配送手間の殺戮モルフ2巻の発売は中止してもらうことになりそうです(これから会議で頑張ってくれるそうです)」と、12月下旬に発売予定だった2巻の発売中止を報告。外薗先生の意向をくんだ対応について「秋田には大損失なのにワガママ聞いてもらってありがとうございます」と述べています。

外薗先生のTwitter(外薗昌也さんTwitterより/一部画像は編集部で加工しています)

(Kikka)

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