伝説の発禁本「エロエロ草紙」が80年ぶりに完全復刻

デジタル版で圧倒的人気を得たあの本が待望の書籍化。

[ITmedia]

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　1930年に発売禁止処分を受けた問題本「エロエロ草紙」が、彩流社より完全復刻版として発売されます。6月21日発売で、価格は2500円（税別）。

　エロエロ草紙は1930年に発禁となった「エログロナンセンス」をテーマとしたエッセイ・イラスト集。当時は「公序良俗を乱す」とされたものの、現在ではユーモラスな読み物の範囲であり、当時の社会風俗を知る上でも貴重な資料ともなっています。

　同書は現在、国立国会図書館デジタル化資料としてネットで閲覧が可能となっており、2012年の公開以降5カ月連続でアクセス数ランキングの1位を獲得。2013年に文化庁が行った電子書籍の無料配信実験でもダウンロード数1位を記録するなど、大きな注目を集めています。デジタル版は全てモノクロでしたが、完全復刻版ではカラーページも原本に従って再現されています。

AmazonではKindle版が発売中（200円）