なぜかスタッフがビンタされる 毎年攻めまくる五ヶ瀬ハイランドスキー場CM、2018年版もやっぱりおかしい
ヒロインの南ちゃんが都会に出て体当たり営業。
ちょっとエッチな演出が物議を醸したり、恋愛ドラマが展開されたり、毎シーズン“攻めた”仕掛けが話題となる五ヶ瀬ハイランドスキー場CMが、またやってきました(関連記事)。今回の2018年シーズン版は、新設の初心者コースや格安の直行バスをアピールするべく、ヒロインの「南ちゃん」が都会へ営業に出ます。もう変な予感しかしない。
営業に出る理由は、前回の結果を反省してのこと。スキー場の運営は地元の努力で継続されるものの、目標の来場者数4万人を達成できなかったのです。「このままでは五ヶ瀬ハイランドスキー場は“お客入らんぞスキー場”だと思われてしまう」と、ちょっとうまいこと言った感じの焦燥感から、南ちゃんは旅立ちます。
営業はまず、地道なビラ配りから。「日本最南端の天然雪スキー場」をアピールしますが、なかなか相手にしてもらえず、しまいにはチラシに電動ヒゲそりのカスを落とされてしまいます。昔別のCMで見たぞこんな絵面。
それでもめげない南ちゃんは、ヤマトスキーの専門店へ。店員の浦さんにCMのファンだと言われ、あまりのうれしさに抱きついてしまいます。浦さんとはその後も仲良くしているのですが、2015年版で恋人「テッちゃん」の二股を責めた南ちゃんはどこに行ってしまったのでしょうか。
その後もスケボー好きの少年たちをスノボーに誘っていつもの身振りで指導したり、おとなしそうな青年に「五ヶ瀬ハイランドスキー場なら、初めてのスキーも“キスー”も大丈夫」ときわどい勧誘をかけたり、自由すぎる営業を続ける南ちゃん。撮影スタッフが同スキー場に一度も来たことがないと知ると、「そういうとこよ!」と怒って平手でひっぱたきまくります。もう何でもアリだな。
最後は南ちゃんが営業の感想やスキー場への思いを語るインタビュー。スタッフをビンタした理由を聞かれると、「スタッフなのに一度も来たことがないなんて、頭に来ちゃって」と普通に答えました。いや、普通な話でもないな。
(沓澤真二)
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