コラム

【マンガ】「和風」「洋風」「中華風」 気象用語として使えるのはどれ?

全部おいしいけど、風の強さを表すのは……。

advertisement

 10秒で読める「マンガで雑学」のお時間です。今回のテーマはこちら。

「和風」「洋風」「中華風」 気象用語として使えるのはどれ?

解説

 「和風おろしハンバーグ」のように、「和風(わふう)」という言葉は料理などのテイストを表現するときに使われます。しかし、まったく同じ読み方で、風の強さを表すこともできます。

 19世紀、イギリスのフランシス・ボーフォートが開発した「ビューフォート風力階級」では風の強さが全13階級に分けられており、弱い順に「平穏(Calm)」「至軽風(Light air)」「軽風(Light breeze)」……と並びます。この5番目に来るのが「和風(Moderate breeze)」。風速は秒速5.5メートル以上、8メートル未満で「砂ぼこりが立ち、紙片が舞い上がる。小枝が動く」程度の強さとされます。

advertisement

 ちなみに、この和風の次に来るのが「疾風(Fresh breeze)」。速く激しい風というイメージが定着していますが、実はまだまだ上があります。「ビューフォート風力階級」で最強とされるのは、秒速32.7メートル以上の風速を持つ「颶風(ぐふう/Hurricane)」。気象庁によれば、海上暴風警報、海上台風警報に相当する水準だそうです。……ていうか、こんな漢字あったんだ。

気象庁は「ビューフォート風力階級」を元にした「気象庁風力階級」を使用。和風は風力4、疾風は風力5、颶風は風力12に相当します(気象庁Webサイトより)

参考

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  2. 自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. 「ヤバすぎwwww」 ハードオフに1万8700円で売っていた“衝撃の商品”が690万表示 「とんでもねぇもん見つけた」
  5. 330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」
  6. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  7. 58歳でトレーニングを始めたおばあちゃん→10年後…… まさかまさかの現在に「オーマイガー!!!」「これはAIですか?」【海外】
  8. 大量のハギレを正方形にカット→つなげていくと…… “ちょっとした工夫”で便利アイテムに大変身! 「どんな小さな布も生き返る」
  9. 大谷翔平、インスタ最新投稿で活躍シーンのハイライト公開 一瞬映る“妻・真美子さんと母・加代子さんの笑顔満開ハイタッチ”に注目
  10. 「水曜どうでしょう」“伝説のシーン”そっくりな光景にネット騒然 「ダメだ笑っちゃう」「なまら怖い」