「すごい顔」も未来の予感!? レクサス、高級SUVの“次世代”を示したコンセプトカー「LF-1 Limitless」を公開(1/2 ページ)
大きなグリルと鋭いライトによる迫力のある「顔」が印象的です。
トヨタ自動車/レクサスが、米国・デトロイトで1月14日に開催された「デトロイトモーターショー」で、クロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)のコンセプトカー「LF-1 Limitless」を公開しました。
LF-1 Limitlessは、レクサスが考える次世代の高級SUVを在り方を示したコンセプトカーです。日本刀から着想したという鋭さと流れるようなしなやかさを兼ねた造形で、クロスオーバー車でありながらも、重心の低く感じられるボディや長いノーズが走行性能の高さを予感させます。
クルマの顔となるフロントマスクは、鋭い造形のヘッドライトと、近年のレクサス車の象徴でもあるスピンドルグリルを強調した迫力のあるデザインとなっています。
もちろん、自動運転/運転支援機能や、ジェスチャーで操作できるモーションコントローラー、画面上での直感的な情報表示などの機能も搭載。ナビゲーションシステムには、交通状況や時間などの情報をもとにルートを判断する「4Dナビゲーションシステム」を搭載し、単なる経路案内だけでなく、休憩や食事場所を提案したり、そのままホテルの予約ができたりもします。また、後席のシートや足元の広さ、長時間の乗車でも楽しめるリアシートエンターテイメントシステムなどによって、高級車に求められる快適性も実現します。
レクサスは2025年までに国際展開する全車種を、電動専用車または電動グレード設定車とする計画です。将来のクルマはこれまでの内燃エンジンから何に置き換わり、標準になるのか。トヨタは、100%EV以外の方法においても多方面に可能性を探り、同時に開発を進めていることをアピールしています。次世代に向けたコンセプトカーであるLF-1 Limitlessでは、従来の内燃エンジンとのハイブリッド型に加えて、プラグインハイブリッド、100%EV、水素/燃料電池といった、あらゆる方式を想定した設計としているそうです。
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