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気象庁、草津「本白根山」噴火で警戒レベル3と発表 付近では雪崩の被害も
(追記)引き続き警戒が必要です。
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気象庁は群馬県草津町の「本白根山」鏡池付近で1月23日9時59分ごろに噴火が発生したと会見で発表した。噴火警戒レベルは3(入山規制)。
東京工業大学の観測により、鏡池付近から1キロ以上飛散する噴石が確認されているといい、元白根山鏡池付近からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒するよう警戒を呼び掛けている。
また噴火時には、風下側では火山灰だけではなく、小さな噴石が風に流されて降ることがある他、爆発的噴火に伴って大きな空振が発生し、窓ガラスなどが割れるなどの恐れがあるという。
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草津白根山ゴンドラ雲上カメラ
草津温泉観光協会が設置しているライブカメラにもこの噴火の様子は収められており、画面右上から黒い煙がもくもくと立ち込めるさまや、多数の噴石が飛ぶ様子などが分かる。
さらにこの噴火に関連し、草津国際スキー場付近で雪崩が発生したとの情報があり、けが人が複数人発生しているとみられている。嬬恋村、草津町周辺では引き続き警戒が必要となる。
1月23日15時5分追記
ねとらぼ編集部が群馬県吾妻広域消防本部に取材したところ、今回の噴火・雪崩の影響で搬送された10人のうち、1人の死亡が確認されたと分かった。同本部によると搬送された10人のうち数人は自衛隊員とのことだが、亡くなった1人の詳細についてはまだ連絡が来ていないという。
(Kikka)
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