任天堂、「Nintendo Switch」好調で売上高1兆円超へ　「スーパーマリオ オデッセイ」は全世界900万本突破

　任天堂は1月31日、2018年3月期第3四半期（2017年4月1日～2017年12月31日）の決算短信を発表し、2018年3月期（17年4月～18年3月）の連結業績予想を前年比約2.1倍となる1兆200億円に上方修正すると発表しました。

　発表された2018年3月期第3四半期の連結決算によると、売上高は前年比で175.5％増の8570億1200万円、純利益は同31.3％増の1351億6500万円。家庭用ゲーム機の「Nintendo Switch」は2017年3月の発売以来1213万台を売り上げる好調さで、ゲームソフトでは「スーパーマリオ オデッセイ」（2017年10月発売）が全世界で907万本の販売を記録。またスマートフォン用アプリでも、「スーパーマリオ ラン」「ファイアーエムブレム ヒーローズ」「どうぶつの森 ポケットキャンプ」がヒットし、スマートデバイス・IP関連収入等の売上高は291億円（前年同期比172％増）となっています。

　2018年3月期通期の予想ではこれらの状況を踏まえ、売上高は昨年10月時点の9600億円から1兆200億円に引き上げ、営業利益も1200億円から1600億円に、純利益も850億円から1200億円に引き上げる修正が行われています。