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超硬い木材を研ぎまくって包丁を作ってみた → 野菜を軽く切断する輝く刃の包丁が完成

料理に使える。

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 最も硬い木材とされるリグナムバイタを削り、包丁を作る動画が注目を集めています。この包丁を作ったのは以前錆びた包丁を18時間研ぎ続けたり(関連記事)、鰹節を研いでナイフをつくったり(関連記事)したYouTubeの投稿者。研ぎ師の風格を感じる。

 動画ではまず、その硬さを検証しています。固定したリグナムバイタを通常の木材でガシガシ殴ると、殴りつけた方の木材がバキッと折れてしまいますが、リグナムバイタはノーダメージ。力任せに曲げようとしてもびくともしません。硬さ的には申し分ないように見えますが、これが包丁になるのか……?

使用するのはトップクラスの硬さを誇る木材「リグナムバイタ」
普通の木材で殴りつけると、殴ったほうが折れます
その重さも特徴の1つ

 これまでの動画ではひたすら研いだり削ったりして包丁を完成させていましたが、今回は木材を切断するところからスタート。長さを決めて柄を作り、大まかな刃の形をつくっていきます。ノコギリを使って手作業で削りますが、さすがに最も硬いとされる木材だけあり、一筋縄ではいかない様子。散らばった木くずの量が、作業の大変さを物語ります。

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なぜ作ろうと思ったのか
全て手作業で作っていきます
大まかなサイズ感が決定

 続けて紙やすりで全体を削り、柄の形を整えると、いよいよ刃を作る作業へ。包丁を研ぐ要領で紙やすりで木材を削っていきます。最初は粒子の粗い紙やすりから徐々に細かい紙やすりに移行し、最後に包丁と同じ砥石を使っていきます。だんだん形も包丁らしくなってきた。

紙やすりで全体を研磨
そしてここからが本番
時折木くずを掃除しながら削り続けて……
ようやくそれっぽく
その後もひたすら研磨

 ひたすら研ぎ続け、最後は革砥を使って仕上げてリグナムバイタ包丁が完成。風合いは木目調で包丁には見えませんが、刃はキラリと光っており切れ味良さそう。

刃の照り返しがまぶしい

 動画の最後には試し切りの様子も。気になる切れ味は金属製の包丁には及ばないものの、ちょっとした野菜くらいであれば問題なく切れており、水の入ったペットボトルに一突きで穴を開けてしまうほど。鰹節包丁もそうでしたが、今回も凶器に使えそう……。

きゅうりは余裕
大根は少し力を込めて切っています
ペットボトルは一突きでこの通り

画像提供:! 圧倒的不審者の極みさん



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