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「我々にとっても苦痛です」下町ボブスレーがジャマイカへの法的措置を予告 五輪で採用なければ損害賠償請求へ
法的措置の予告に至った経緯は下町PJのサイトでも公開されています。
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下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会(下町PJ)は、契約中のジャマイカボブスレーチームが平昌五輪でそりを使用しなかった場合、ジャマイカボブスレースケルトン連盟(ジャマイカ連盟)に対しソリ開発・貸与の契約解除と損害賠償請求の法的措置を取ると予告しました。
法的措置の予告に至った経緯は下町PJのサイトでも公開されています。下町PJは2016年夏にジャマイカと正式契約し、2017年10月に平昌での国際トレーニングで試走した他、11月には下町ボブスレー新10号機を使用したジャマイカ女子チームがカナダで行われた大会で初の銀メダルを獲得していました。しかし、ジャマイカは12月のワールドカップでラトビア・BTC社製のソリを使用。以降は再三に渡って下町ボブスレーを使用するよう呼びかけてきましたが承認は得られなかったそうです。
報道ではジャマイカが下町ボブスレーに性能や規格違反の恐れを指摘したとされていますが、テスト滑走でBTC社製ソリよりもスピードが速いとするデータが出たことなどを例にあげ、スピード・レギュレーション・安全性などには問題がなかったことをアピールしています。
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同連盟は「ジャマイカ連盟およびジャマイカ選手とはこの2年間、共に協力して夢を追いかけてきました。その人々に損害賠償を求めることは我々にとっても苦痛です」と法的措置の予告に至った心境を語っています。なお、今後は弁護士と相談しつつ手続きをすすめるものの、五輪で下町ボブスレーが採用されれば損害賠償は請求しないとしています。
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