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しゃべった言葉を別人の声に変換する「アニメガホン」が開発中 ワンフェスにて平田広明と小岩井ことりの声で実演

警備員「走らないで!」(サンジボイス)とか聞いてみたい。

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 発した言葉を別人の声に変換するメガホン、「ANIMEGAPHONE(アニメガホン)」の開発が進められています。つまり変換に用いられる声次第では、誰でもイケボでしゃべれるということか……ゴクリ。

コンセプトムービー

 テクノロジー企業など4社からなるアニメガホン製作委員会が企画。ボイスチェンジャーとは異なり、使用者の声をAIが解析して、あらかじめ登録された別の音声に変換するシステムを内蔵しています。

イントネーションなどの情報を保ちつつ、ほぼ遅延なしで別人の声に

 認知心理学では、「どんな騒がしい状況でも、人は興味や関心のある言葉や声ならば自然と聞き取れる」とされています。この現象を利用して、「コンサート会場の誘導を演者の声で」「社内の連絡を社長の声で」と、その状況で最も注意を喚起しやすい声を使って案内などをする活用法を想定しています。

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警備員「走らないで~!」(アニメ声)

 ビジネスとしてはイベント主催者などへのレンタル提供を想定しており、実地テストを行ったうえで価格等を設定する予定。2月18日に幕張メッセで行われる「ワンダーフェスティバル2018[冬]」では、声優の平田広明さんと小岩井ことりさんの声を登録し、会場内での実演や声かけを行うとのことです。サンジ(ワンピース)や宮内れんげ(のんのんびより)の声で「列を乱さないで」とか言われたら、たぶん絶対従う。

主催者が2人の声でワンフェス会場を仕切ることに

(沓澤真二)

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