五輪の謎オブジェ「モルゲッソヨ」にネット民熱狂 イラストやアスキーアート、ついには3DCGアニメ化を果たす
正直モルゲッソヨ(わからないです)。
平昌五輪がついに開幕しましたが、ネット上では現地プレスセンター前に設置された謎のオブジェをめぐり、オリンピックをしのぐほどの盛り上がりになっています。
全身銀色で、頭部をすっぽりと隠すヘルメットを被り、直立した状態で3体並んだ筋肉質な男性の像。膝から下は無く、台座からにょきっとそびえています。
オブジェの存在を真っ先に報じたのは7日の東京スポーツ。近くにいたボランティアスタッフたちがオブジェについて「モルゲッソヨ(知らないです)」と答えたことから、ネット掲示板やSNS上ではオブジェを「モルゲッソヨ」と呼んで大人気に。AA(アスキーアート)やイラストが次々と投稿され、ついにはCGでモルゲッソヨたちがリズミカルにダンスを披露する動画まで登場しました。
もはやモルゲッソヨの名で完全に定着してしまったこのオブジェですが、実は韓国人アーティストの金知鉉(キム ジヒョン)さんが手掛けた「弾丸男(BULLET MAN)」という作品です。初出は不明ですが、少なくとも2008年には「BULLET MEN II」というタイトルで展覧会に出展されていたことが確認できます。
作品名に「II」と付いていることからも、単発で作られたものではなく、金さんが連作のモチーフとして取り組んでいたことが伺えます。YouTube上では2011年に発表された動画作品「BULLET MEN - WONDERING IN YOUR MIND」が閲覧可能。例のヘルメットを被り、視界ゼロとなった男性たちが廃墟のような室内をさまようシュールな映像が繰り広げられています。また、2013年には日本でも「ステップスギャラリー」にて展覧会が開催されており、その際、弾丸男シリーズが展示されていました。
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